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ALKINIST -あるきにすと-

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お知らせ 

今後しばらく更新はできませんので、進捗状況に興味のある方はFacebookの方をご覧ください。
こちらもあまり更新していないのですけど。

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CD Juarez 



日曜日の朝だからかやたらとコンビニが閉まっていて、ようやく現れたOXXOで朝食。

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ドル払いも可能で、レートが掲示されている。

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さらに歩いてセントロ到着。
しかし投宿した宿の周りの雰囲気はよろしくない。
シウダーファレスは治安が良くないと聞いていたが、現地人曰く「危険ではない」との事なので安心していた。
ちょっと用心する必要があるなと感じた。

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世界で最も危険な都市などと検索すれば、いくつかのサイトが出てきて、シウダーファレスが入っているかもと思ったが、ランク外であった。
これまで歩いた街でランクインしているのが、8位パルミラ(コロンビア)、9位ケープタウン(南アフリカ)、45位ペレイラ(コロンビア)。

南アフリカはヨハネスブルグの治安の悪さを言われる事が多いけど、「殺人件数はヨハネスブルグだが、発生率はケープタウン」と日本領事館の人が言っていたのを思い出す。

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ベスト50のうちほとんどが中南米なのだけど、何事もなく歩き抜けた事は良かったと思う。
メキシコの治安にしても皆危険と言い、一体何が危険なのかよく分からなかったのだが、それを知る事なく歩き終えたのは本当に幸いだった。
アフリカなんてネタが少ないなと不謹慎な事を思っていた矢先に強盗被害に遭ったので。

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宿周辺は治安が悪そうだけど、カテドラル周辺はきれいな街並み。

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翌日の国境越えに備え、下見。
メキシコ・米国間に架かる橋はここから渡れるらしく、4ペソか0.25ドルかかるとの事。24時間開いていると教えてもらう。

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米国方面へはなかなかの込み具合。
そういえばメキシコ北部ではテキサス州のナンバープレートを付けた車を度々目にした。
米国永住権を持ったメキシコ人が行き来しているようだ。

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橋からセントロへと至る通りの両脇にはかなりの数の両替屋が並ぶ。
お金が余ったら両替しようと思ったが、結局メキシコペソが余る事はなくすべて使い切った。
スーパーにて食料や酒を購入、コーヒーが飲みたければストーブで湯を沸かしてインスタントコーヒーなんて事はせずOXXOへ買いに行く。

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最後に食べたいものを贅沢にガッツリ食べようと何日も前から考えていて、無性にピザが食べたいのでピザにしようと店の下見までしていたのに、たまたま見つけた中華が美味しそうだったので中華。
ピザなんて米国でも食べれるしいいや。最後にタコスにしようかとも考えたけどそんな気分ではなかった。

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麺か米いずれかを選び、ウィンドーに並ぶ料理2品を選んで45ペソ。
最高に美味しくて夕食もここに来てしまった。店を経営するのはメキシコに来て13年という広東省出身の中国人だった。


順調にお金は減っているけど、まだ余っている。
米国に入ってもキャンプ生活は続くし、何日もシャワーを浴びれなければ不快になる。何が不快って伸ばしっぱなしの髪。
そんなわけで髪を切る事にした。40ペソと安いし。

スペイン語でこうしてほしいなどと説明できないので、大体この辺までと長さを指示。
すきバサミというものを持っていないのか、全く使う気配がないので嫌な予感はあったのだけど、ワカメちゃんそっくりの髪型で「ノーメグスタ(好きじゃない)」ときっぱり伝える。
一体こいつのセンスはどうなっているのか?どうやったらこんな髪型にできるのだろうか…。
「もう坊主でいいからバリカン使って刈ってくれ」と言い、今は寿司屋の見習いみたいな風貌である。

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美容師はおかまみたいだったし、隣の客もおかまだったので、おかま御用達の床屋だったのかもしれない。宿のレセプションもおかまだし、シウダーファレスはおかまが多い街だ。

シウダーファレス入り 



しばらく歩いたところにチェックポイント。
キロではなくマイル表示であり、さらには英語。米国が近付いているのを実感。

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ブリトー売り。
物価の高い米国へ入れば、こんなスナックも気軽に食べられなくなるんだろうなと思うと少し悲しい。


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初めてTEXASの文字が現れた。

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シウダーファレス入り。
初めてシウダーファレスへの距離標識が現れた時は1243キロだったけど、ようやく到着。

テワカンを出てから40日目。2063キロを歩いている。
途中San Luis Potosiで2日半、Zacatecasで1日半、Chihuahuaで半日の休みをとったが、1日平均60キロ近いペースだった。
この40日はこれまで歩いてきた中で最も歩いたはず。
中米以降、思うように歩けない事が度々あり、「昔ならもう少し頑張れたんじゃないか」なんて考えると、年齢による体力の衰えではないかとも思え、少し悲しかったんだけど、全然いけるではないか。歩けなかったのはきっと暑かったからだ。

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シウダーファレス入りしたと言ってもまだまだ郊外でセントロは遠い。
暗くなってからセントロをうろちょろしたくはなかったので今日のうちにセントロまで行く気はない。

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セントロまで10キロ少しの消防署にテントを張らせてもらう。
翌日セントロ、翌々日に国境まで歩く事になるけど、わずかな距離であり、実質今日がメキシコでの最後の歩行という気分。メキシコでテントを張るのも最後だ。

写真3枚で終わる1日 



何もない中をひたすら歩く。

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夕方近くになってOXXOが現れる。

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テントを張る。

当て逃げされる 



道路の白線を引く作業をしていた人達。ブリトーをくれた。
あまり見る機会のない作業だと思うんですが、もちろん手作業ではなく、作業車からスプレーを噴出して線を描いている。



ここからしばらく歩いたところでリヤカーを握っている左手の指に衝撃を感じた。
かすった程度ではあるけど、車が側面にぶつかり、そのまま走り去っていった。車のナンバーを確認する暇もなかった。
指やリヤカーに問題はなかったが、サイクルコンピューターの受信部が衝撃を受けたようで使えなくなる。以前使っていたものを持っていたので問題はないけど。
路肩のない道ならまだしも、ここはかなり広い路肩だったので、こんな風に車が当たってくるのは予想外だった。

当て逃げされた事は本当に腹が立つのだけど、目撃者がいなければ、ばれなければ逃げるというのがこの国なんだろう。
「何かを盗まれれば盗まれた方がバカ」という考えがこの国にはある事を聞いたけど、交通事故も同じなのだろうか?あと2日でこの国の歩行は終わるけど、早くまともな考え方、ルールがある国へ行きたいと思った。

こちらがいくら用心していても、相手が悪ければ交通事故に見舞われる。
前々から分かっていた事だけど、いざ当てられるととても怖い。

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Ahumadaという町はチーズが有名らしく、いたるところでチーズが売られていた。

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Quesadilla。ブリトーと変わらないのだけどチーズが入っている。

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鉄道オタクではないけど、広大な荒野を走る列車は絵になる。

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最近は道路下の通路もなく、テント場所探しには少し苦労している。
ここは道路脇のつぶれたレストランの裏。

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テント周りに生えているのは枯草かと思いきや、こんなのが刺さりまくっているのでとても厄介。
実際これが原因で何度かパンクしているし、気付かぬうちにテントに入り込んでいて、ブスッと刺さり悲鳴を上げる事もしばしば。
いまのところ絶滅してほしい植物ランキング1位はこいつ。

路肩が消えた朝 



前日夕方に広い路肩が復活した。しばらくはそれが続くものと思っていたが、歩き始めた途端に路肩が消えたのはショックだった。
明るくなるまで1時間待つ事も考えたけど、ライトを点滅させながら歩く。自分以上に朝がやって来るのを待ちわびている人間はそう多くないはずだ。10数キロ歩いて路肩が現れる。

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何もない荒野に突如現れたOXXO。オアシスという表現がよく合う。

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翌朝もほんの少し歩いただけで広い路肩は消え去った。
「俺を殺す気か?」
路肩がない事が分かっていたら暗い時間の歩行は避けるのになぜこのタイミングなのかと思う。幸い轍の跡があったのでそちらを歩く。

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轍が消えれば、路肩の狭い道へ戻るしかない。

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チワワから約150キロ地点のレストラン。
何もかもが高かったが、85ペソのハンバーガーを食べる。
前にチキン1羽買って85ペソだったが、そう考えるとやはり高い。

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差し入れをいただいたが、瓶コーラを落として割ってしまい悲しくなった。

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歩けど歩けど良い場所がない。
しょうがないのでこの下にテントを張る。
吐き気を少し感じたが、多分昼のハンバーガーが原因。

チワワ脱出 

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消防署の朝は遅い。
オリョに出発時間を尋ねられた際、6時半と答えたが、彼らが動き始めたのは7時を過ぎてからだった。
メキシコ初日にお世話になったタパチュラの消防署は24時間開いていて当直の人もいたのだが、ここは皆寝ている。
左端にいるのがオリョ。

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メキシコの消防署の仕事は楽だと思われている事に気付いたのか、いや多分それは関係ないのだけど、朝から洗車して仕事やってますアピールをする消防隊員。


前日時差が生じている事に気付いた。これまでの時間からマイナス1時間。
結局7時半に歩き始めたけど、いつもより2時間半も遅い出発だった。
日に日に日照時間が短くなっているのを感じている。少しでも距離を稼ぐにはどうしても朝夕の暗い時間に歩くしかないのだが、事故のリスクが高まるのは明らか。
暗いうちから歩く事はすべきでないけど、メキシコにいる間だけは続けようと思う。
オーストラリアを歩いていた時もそうだったけど、少しでも早く終わらせてしまいたい場所はそうするしかない。

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最近ブリトーを売っている屋台をよく見ていたけど、初ブリトー。
ちょっと大きく厚めのトルティーヤで具を巻いている。場所にもよるけど13~15ペソ。タコスよりは腹が満たされる。

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チワワを抜け、またいつもと変わらぬ景色の中に戻る。
前日オリョと消防署を巡回して車で走り回ったが、チワワはかなり大きな街だった。
オアハカ、サン・ルイス・ポトシ、サカテカスなどこれまで訪れた州都とは比べられない規模。
郊外を通過しただけだけどメキシコ第4の街プエブラに相当する大きさでないかと思う。
あとチワワという名前から愛らしい犬をイメージする人が多いと思うけど、雑種の野良犬しか見ていません。

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途中から路肩がなくなったので、並行する未舗装の道を歩く。

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シウダーファレスへは6日の予定。

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