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ALKINIST -あるきにすと- ブルガリア
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カテゴリー  [ブルガリア ]

絶好調 

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ラテン=陽気、スラブ=陰湿

なんとなくこんなイメージを持っていたものの、

ラテン系のルーマニアからスラブ系のブルガリアへと変わり、
ほとんど話しかけられる事のなかったルーマニアから一転、
連日声をかけられるようになった。

「乗っていきなさい」

久々に同乗のお誘いをいただいたり。
励ましの言葉をかけていただいたり。
商店なんかでも、立ち寄る度に色々と尋ねられたり。

なかなか楽しい国ではないか、ブルガリア。

いつも思うんだけど、こういった出会いって確実に前へ進む活力になっている。


そんなブルガリアでの歩行。

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上っては下り、また上り、
幾度となくアップダウンを繰り返す。

勾配自体はそれ程でもないのだけど、アップダウンの連続にやや疲労を感じる。
しかし、おかしな話、この疲労が心地良くて。

山を一つ越える度に小さな達成感を感じ、それを何度か繰り返す。

ルーマニアでは平坦な道が続いたからか、この山道がものすごく新鮮に感じられる。

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景色も悪くないし、ロシアやウクライナの歩行より楽しいとも思う。

ブルガリアに入り、ようやくマドルガピークも足に馴染み始め、久々の50キロ超え。
心身ともに絶好調。

今、とても楽しんでいる。



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BORDER 

これまで何度も経験しているのだけれど、国境を越える時の心境というのは、妙な緊張感や不安、大好きな国を去る時は寂しさを感じるし、次の国への期待、興奮など、色々なものがごちゃ混ぜになり、何とも表現が難しい。

でもまあ、国境越えって好きです。

新たな国への越境っていうのは旅の醍醐味の一つだと思うし、周りに接する国のない島国育ちな故か、国境越えっていう行為は特別なものに思えてしまって。


ルーマニアからブルガリアへの道。
いくつかの越境ポイントがあるのだけど、最短でルーマニアを抜けるポイントを選択。

しかし、手元の資料によると、

「ブルガリアとの間に橋はあるが、徒歩での通行は認められていない」

なんていう厄介な記述。

国境まで行って、追い返されるのは絶対に避けたい。
無難に他の越境ポイントへ向かうか、でもさっさとルーマニアを出てしまいたいし・・・。


色々と考えた結果、

さっさとルーマニアを出てしまいたい気持ちが勝り、
とりあえず行くだけ行ってみようと、なんとかなるだろうと、

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国境の町Giurgiuに着いたのはブカレスト出発2日目のこと。

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対岸はブルガリア。

ちなみにこの川はドナウ川。
名前くらいは聞いた事があるでしょう。
ルーマニア・ブルガリア間の国境線の役目も果たして、川沿いに越境ポイントがいくつかある。

以前ブカレストからイスタンブール行きバスに乗り、ブルガリアへ抜けた際は、バスごと船に乗り、対岸のブルガリアへ渡った記憶がある。

この国境のドナウ川に架かる橋は数年前にできたのだとか。



そして、いつも以上の不安と緊張感を持って臨んだ国境越え。

なんとかなるものですね。

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渡れちゃいました。

狭い車道を歩くので、対向車がある場合は、後続の車に迷惑をかけてしまいましたが。

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ドナウ川を眺めながら歩いていると、

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橋の真ん中辺りに現れた「BULGARIA」という文字。
ここからがブルガリアらしい。

「ふぅ」と一呼吸おいて、一歩踏み出した。
日々積み重ねている一歩とはまた違う一歩。

8カ国目ブルガリアへ入国。

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振り返ればルーマニア。

さようなら。