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ALKINIST -あるきにすと- 2009年06月

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マイカートラベラーズ 

旅の仕方なんて人それぞれ。
色々な旅の仕方がある。

旅先でよく出会うのがバックパッカーという人達。
バックパックを背負い、バスや列車で旅している。
世界中にウジャウジャいる。

サイクリストもちょくちょく出会い、決して珍しいものではない。

これまで、色々な国々を訪れてきたが、出会えう事のなかった人達。
それは、車で旅する人達、
バスやタクシーでなく、マイカーで世界を旅する人達。

先日、フィンランドから日本を目指すというグループと出会い、
「すげーすげー」と初のマイカー旅行者との遭遇に興奮、
車で旅する際の苦労話などを聞き、大変興味深いものであったのだが、
宿を移してから約2週間、
我がNomad’s Homeに2組の旅行者がやって来た。

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大きなキャンピングカーで家族旅行中のスイス人

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ドイツ人の老夫婦

それぞれ自国から、欧州、トルコ、イランを走り、中央アジア、ビシュケクにやって来たとの事。
共にイランを大絶賛し、トルクメニスタンビザ短いよと愚痴り、
ぼくの心は揺さぶられる。
いいなー、シルクロード。

島国で生まれ育ったからか、
ユーラシア大陸を車で旅する彼らを見て、スケールの大きさを感じる。
いくつもの国境をマイカーで越えるなんて、とにかくすごいなあと。
ユーラシア大陸を家族旅行なんてかっこいいなあと。

日本が島国である事をちょっぴり恨む。

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早ければ来春にもロカ岬 

今回の計画で唯一の懸念だったのが、トルクメニスタンビザ。
5日間のトランジットビザであれば容易に取得できるものの、約500キロを5日で歩き抜くのは不可能。
できれば2週間程のビザがほしいところ。

何とかなるだろうと楽観していたものの、このトルクメニスタンが大きな壁となり、行く手を阻む。

アルマティ到着後、領事館、旅行代理店を連日回るも、取得できるビザは最大10日滞在できるものでしかなく、現地での延長も難しいだろうとの事。


そして、ここビシュケク。
旅行代理店で15日ツーリストビザの料金を尋ねると、代理店のお姉さんが電卓に打ち込んだ数字は「3000」。
3000円でも3000ソムでもなく、3000ドル(約30万円)。
そんな大金出せるはずがない。
ビシュケクではほぼ全ての代理店を回ったものの、厳しい結果に終わってしまう。

パミールを越え、ウズベキスタンでは歴史ある街々を訪れ、トルクメニスタンの砂漠を越え、大好きなイラン、楽しみにしていたトルコ東部を歩き、イスタンブールに到着。
ボスポラス海峡を渡り、アジアを終える。

頭の中で何度も思い描き、楽しみにしていたシルクロード。
ユーラシア大陸のハイライトと考えていたルートを断念し、ルート変更せざるを得ない状況となっている。


そして、急浮上したカスピ海を北から迂回、カザフスタンからロシアへ抜けるルート。

再訪国が並ぶシルクロードルートに比べ、未知という部分では、初めて訪れるロシア、カスピ海北上ルートが勝るものの、
3000キロ近く、恐らくは何もない単調な景色が延々と続くカザフスタン、
シベリアならまだしも、大して興味のないロシア、
ユーラシア大陸横断のメインであり、楽しみにしていた変化に富んだシルクロードルートと比べると、非常に地味と言いますか、「んー」「むむむ」とこのルートを選ぶ事に、やや躊躇してしまうわけであり。
大体、中国とカザフスタンを歩いてアジア横断が終わってしまうというのは何とも寂しく、苦笑いをしてしまう。

正直なところ、あまり気分は乗らず。

などと、散々文句を言ってはいるものの、
とりあえず現在、ロシアビザ申請に必要なインビテーション待ちという状況。
7月上旬にインビテーションを得て、中旬にロシアビザ取得予定。
ビザを取得できるかは確かでなく、最悪、すでに支払ったインビテーション代、1ヶ月のビシュケク滞在が無駄になる可能性があるのだけれど。


今後のルートは以下の3ルートを予定。


・カザフスタン→ロシア→ウクライナ

・カザフスタン→ロシア→アゼルバイジャン

・カザフスタン→ウズベキスタン→トルクメニスタン→イラン


ロシアからウクライナ、モルドバへと至るルートを歩けば、12月にウクライナ着、来春にはロカ岬に到着できそう。
モルドバからリスボンまで約4400キロ、
最近、ヨーロッパ人から頻繁に指摘されるシェンゲン協定、シェンゲン加盟国での歩行距離は約3116キロなので、3ヶ月あれば十分にクリアできそう。

しかしながら、シルクロードに大きな未練を残しており、
ロシアからアゼルバイジャンへ抜け、イランあるいはグルジアへと向かうことも検討中。
ロシア・ダゲスタン共和国からアゼルバイジャンへの国境を通過できるかは不確かであり(アゼルバイジャン大使館曰く通過可能との事)、歩行距離も1000キロ程増えてしまうのだけど、できればこのルートを歩きたいなと。

ちなみにこのルートを歩いた場合、ロシア・アストラハンからグルジア・トルコ国境まで約1700キロ、トルコ国内の総距離は不明、イスタンブールからリスボンまでアドリア海沿いのルートで4829キロ、シェンゲン加盟国での歩行は2631キロと余裕。

そして未だにあきらめられない当初予定していたシルクロードルート。
葛藤が続いている。
ウズベキスタンからトルコまでがっつり歩きたいものの、全てはトルクメニスタン次第。


もう少し時間があるので、引き続き検討します。

中央アジアで迎える夏 

旧ソ連圏、どことなく長く厳しい冬が連想され、短い夏は避暑地のような涼やかな気候だろうと勝手に思い込んでいたものの、
連日35度を超える気温、時には40度を超える事もあった炎天下のカザフスタンでの歩行。

カザフ人曰く、「北部の冬は寒く厳しいが、南部はそれ程でもない」との事、
お世話になった教会では、「ウズベキスタン、トルクメニスタンの夏は非常に厳しい」と教えられる。

ここ、ビシュケクも同様でして、
雲一つない快晴が続き、強烈な陽射しが容赦なく襲い掛かる。

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暑い暑いと思いながら、ふと腕時計の日付表示に目をやれば、もう6月もあとわずか。
普段は日付、曜日などと関係ない生活を送っているので、そんな事に今更ながら気付く。
まだまだ春だと思っていたものの、気が付けばもう夏。
そりゃあ暑いわけだ。
それにしても6月とは思えないくらい暑いけど。

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中国で冬と春を過ごし、中央アジアで迎える夏。
この夏、どのようなルートを歩くのか、まだ不確かな状況。
先週は大使館や旅行代理店を回り、ビシュケクでのビザ発給状況を確認。
ぼちぼちビザ申請をしていきます。

歩行再開は7月中旬を予定。



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<写真>
ここまでの歩行距離・約5300キロ。
もう少しいけそうだけど、タイヤ交換をする。
チューブ、リムテープも交換。
ここまで頑張ってくれた事に感謝。

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<写真>
宿近くのバザールのパン屋。

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<写真>
キルギス、ミャンマー、カンボジア、ブータンのサッカークラブチームがビシュケクに集い、リーグ戦をしていたので数試合観戦。
なんかものすごい組み合わせ。

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<写真>
AFCの旗もあり、選手入場時はFAIR PLAYフラッグと入場。

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<写真>
立派な国際大会ではあるものの、スコアボードは手作業。
点が入る度に、ボードを交換する。

ビシュケクライフ 

物価の安いキルギスに来た割には、財布からどんどん金が消えていく。
中央アジアで最も物価の高いカザフスタンを歩いていた時以上に。

あれ食べたい、これ食べたいと、手当たり次第に気になるものを買っていけば、当然ながらお金は消えてしまうわけでして。

そして、もう一つの大きな出費・宿代、
ビシュケク到着以来、宿泊していた宿、1泊250ソム(約6ドル)。

カザフスタン歩行中は、お金を払って宿泊するという事はほとんどなかったものの、
このビシュケクでの滞在中、毎日6ドルも宿代に消えていくのは非常にきつい。
正直なところ、宿なんて汚かろうが、狭かろうが、それ程気にならず。
削るなら食費より、宿代。
今後大きな出費となるであろうビザ代、その事を考えれば節約せざるを得ず、
ビシュケクの中心から1キロ程遠くなるが、宿を移動することにした。

わずか100円程の節約。
しかしながら、同じ100円でも、日本とキルギス、100円の持つ価値は異なるわけで。
自炊さえすれば、この100円で1日の食費を賄うことも十分可能なのです。

100円を節約するために移った宿、Nomad’s Home。
広い庭、庭には大きなテント、旅行者も多くなく静かでのんびりとくつろげる。

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長居するには素晴らしい環境。
100円の節約どころか、今回の旅でベストな宿に辿り着けた様で。

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食料をスーパーで買い揃え、

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庭先でゴロゴロしながら読書。


ビシュケクライフが始まった。

フィンランド人からインタビュー 

フィンランド人の旅先ドキュメント(ウェブサイトはこちら

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日産サニーに乗り、フィンランドからロシア、カザフスタンを経てキルギスに到着。
ユーラシア大陸を横断し、日本を目指すという同宿のフィンランド人3人組。

旅先でのドキュメントを撮っているらしく、クレイジーな日本人としてインタビューを受ける。
9月頃、日本に到着予定とのこと。

テレビになるとか言ってたけど詳細不明。

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ビシュケクへ 

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19日間のカザフスタン滞在を終え、たどり着いたキルギスの首都ビシュケク。
ビザ不要、カザフスタンに比べ、物価の安いこの国が当面の滞在先。
とりあえず6月いっぱいは歩かない。

何もない、ネタもない 

ちょっと気になったので調べてみた。

カザフスタンの面積-日本の約7倍
人口-約1500万人 
人口密度-6人/㎞sq

実際に歩いてみて、納得のこの数字。
まあとにかく何もない。

たまに小さな町こそ現れるも、山に草原、単調な景色が延々と続き、すでにもう飽きている。
人は親切だけど、何もない、ネタもない。

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単調な景色の中を歩き、

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こちらももうすでに食べ飽きてしまったラグマンを食べ、

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あまりの暑さのため、毎日の日課となったペプシタイム、

そしてまたひたすら歩いて、

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適当な所で眠る。


そしてまた朝がやってくる。



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<写真>
KUYRDAKという料理。
カザフスタンのじゃがいもはおいしい。

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<写真>
たまに見る光景。
牛さん横断中。

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<写真>
アルマティの街を走るトラム

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