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ALKINIST -あるきにすと- 2011年04月
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脱出経路確保 

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カナダ最大の都市で、オンタリオ州の州都であるトロント。
人口およそ250万人、都市圏人口は590万人なのだとか。

この街を目指し歩いた昨年12月、はるか前方にトロントのシンボルであるCNタワー、ダウンタウンと思われる煌びやかなビル群を目にした時、いよいよだなと思い、オタワからの10日間、苦労が報われた瞬間であったのだが、その距離はなかなか縮まらず、疲労と苦痛に顔をゆがめた。
結局その日のうちにホステルへ辿り着くことはできず、ダウンタウン近郊にテントを張る事になったのだけど、そういう事もあってか、街の規模や交通量、あるいは人の多さなど、このトロントという都市の大きさというものは経験上、体感上よく分かっているつもり。

トロントに限らず、イスタンブールやらその他首都クラスといった規模の大きな都市の出入りは本当に苦痛で、何が苦痛って交通量の多さであり、ゴチャゴチャとした道の数である。
いくつもの道の中から次の目的地へと通じる道を確実に選ばなければならない脱出時が何よりの苦痛であったりする。


トロントを発つ日は近い。何気なくオンタリオの地図を広げてみれば、ゴチャゴチャとしたトロント周辺の道に吐き気を催す。吐き気は大袈裟ですが頭痛は確かにしました。

大体このカナダって国はどこを歩いて良くてどこがダメなのかさっぱり分からなくて、トランスカナダハイウェイにしても歩いていい道とダメな道があるのです。残念ながらカナダの道に詳しくないぼくはそれを地図上から察する事はできず。

また一本道を延々と歩けば目的地に辿り着けるわけでもなく、何度も道を変える必要もあったり。今思うと、上海からカザフスタン国境まで4800キロもの距離を1本の線でつながっていた国道312号なんて楽なものでした。


地図を眺めたところでどうする事もできず、グーグル先生に頼ることにしました。

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グーグルストリートビューで歩いていいのか判断できない道路の画像をチェック、あとは徒歩でのルートを検索し、マーカーでラインを引く。
こんなものに頼るのは好きじゃないけど、すごいですグーグル様。
面倒なのはトロント近郊のみで、その後は手持ちの地図で何とかなるはず。

ところでこのグーグルストリートビューの画像を撮るバイトを募集してませんかね。
今の自分にふさわしく、非常に適してると前々から思ってたんですが。


とりあえずトロント脱出経路確保です。

歩行再開は5月 

移民の国カナダなだけあって、今働いている会社の人達も多国籍で、マネージャーはベネズエラ人、上司はポルトガル人、仕事を色々と教えてくれたのがインド人、フィリピン人、あとはメキシコ人にアフガン人、ベトナム人、エクアドル人、ガーナ人、エチオピア人。知っているだけでこれくらい。

日本人は自分だけ。当然ながら超英語環境で、たいして英語を話すことのできないのにここまで4ヶ月もよく働けたなと、よく雇ってくれたなと今更ながら思う。
言葉の面で苦労する事もあったけれど、ここまで働けたのは他の人達のサポートがあったからに違いない。それは確かです。

皆親切だし、ここでの仕事も嫌いじゃないし、このままトロントに居座るのもありかなと思った事もあるけれど、本当にやりたい事は永住ではなく大陸横断で、徒歩での地球一周で、帰るべき所はアジアであって、上海であって、日本なのです。


今日、仕事をやめる事を伝えた。

皆が日々の生活のために働いている一方で、大陸横断の資金のためという端から見ればくだらない事のために働いていた自分。
「そろそろ暖かくなってきたのでやめます」というのは随分と不真面目な理由に思え、言い出しにくかったのだけど、一言告げただけで、大きく前進した気分。


4月下旬まで働いた後、5月からアジアへ向けて歩きます。

メジャーリーグを見てきた 

元々は野球なんか全く興味がなく、むしろ嫌いでアンチベースボールだったのですが、前回、初めてのメジャーリーグ観戦でその本場の雰囲気やら演出やらに魅せられたわたくしは、数日後の次節、今度はゴジラ松井がやって来るということもあり、すぐさまチケットを購入、メジャーリーグ観戦をしてきました。

平日19時試合開始のナイターで、仕事を終えたサラリーマンでにぎわうスタジアムかと思いきや、

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開幕戦は4万人超の満員だったらしいけど、ぼくが観戦した試合はいつもこんな感じでした。

カナダにおける野球の人気というものが分かるかと思います。

隣にいたカナダ人曰く、「ナンバー1スポーツはホッケー、その次にバスケットボール、野球なんて人気ないよ」との事。逆に「日本は?」と尋ねられたので、日本人を代表して「サッカー」と答えさせていただきました。

しかし、かつては小馬鹿にし、全く興味がなかった野球観戦に2日連続、計3試合も足を運ぶことになるとは思ってもいませんでした。

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チケットは安いし(今回は最安で13ドル)、サッカーのゴール裏と違って椅子に座ってマッタリ観戦できるし、公共の場での飲酒が禁止されているカナダにありながらビールも飲めてしまうし、その他雰囲気やら演出やらコストパフォーマンスの高い娯楽でした。悪くないです。



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日本人がたくさんいて、

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こんな人もいて、

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日の丸もあって、

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松井がいて、

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アサヒビールを持ち込んだにも関わらず松井欠場という罰ゲームだった初日。

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行こうか迷った2日目。
ヒデキ マツイ。
ちなみにこの電光掲示板の周りはホテルの客室らしい。

アンチベースボール 

昔、連日のように野球中継があって、連日のように放送延長されて、そのせいで録画予約していたテレビ番組の後半30分が録画されていなかったという経験は1度や2度ではなく、それはきっとぼくだけの経験ではなく、多くテレビっ子がこの野球中継の犠牲になったものと思います。そんな事もあってかアンチベースボールだったりします。

全く興味ないので選手の名前も知らないし、球場に足を運ぶなどあり得ないし、テレビなど絶対に見ないし、オリンピックから競技が除外されようが知ったこっちゃないし、という感じなのですが、せっかくの休日に宿に引きこもるよりは健全で有意義な気がして本場のメジャーリーグとやらを見に行ってきました。


今おりますのはカナダ・トロントですが、野球にサッカー、バスケットボール、ホッケーとトロントに拠点を置くチームがあるのです。
カナダでの1番人気はホッケーらしいけどルール分からないし全く興味ないし、バスケもルール分からないし、本命のサッカーも日程を調べ、ベッカムももうすぐ来るんですが、最安のチケットが49ドルもするしで、どれも却下。
チケットも安いし、ルールも何とか分かるし、日本人選手もいるし、という事でメジャーリーグ観戦をする事にしたわけです。

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トロント・ブルージェイズ(初めて名前聞いた)の本拠地。
CNタワーすぐ側のロジャース・センター。

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トロント・ブルージェイズ-ミネソタ・ツインズ。
チケットは1番安い16ドルの席。

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座席からはこんな感じで見えます。
本当は青空の下、ビールを飲みながら観戦といきたかったのですが、残念ながらドームです。

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別角度から。
前日の開幕戦は売り切れも2戦目はガラガラ。

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ツヨシ ニシオカ。
名前は聞いた事があるような気がするけど、よく分かりません。


ミネソタがどこにあるのか分からないし、トロントに強い愛着があるわけでもないし、どちらを応援するというわけでもなく、雰囲気を楽しんで、ビール片手に観戦したのですが、異国の地で奮闘する若き侍の姿にはちょっぴり感動。
前述したとおり、野球なんか興味ねーよって感じのアンチベースボールだったわけですが、空席は目立っていたものの、音楽やパフォーマンスといった演出、選手と観客が作り上げるこの雰囲気がなかなか良くて、メジャーリーグ観戦も悪くないではないかと、帰り際、5日のチケットを買ってしまいました。


次はゴジラ松井です。

歩いて地球一周してみようと思ってます 

4月1日、新年度の始まりという事で気持ち新たに今後のルートでも。



■トロント→バンクーバー (4364km)
 Toronto→Vancouver(4364km)


北米での歩行は最低限バンクーバー付近までは歩きます。
あくまで目指す先は太平洋なので、必ずしもバンクーバーで終わるというわけではない。
アラスカを目指す事も考えていたけど、5月上旬から歩くとしたら、到着は真冬になりそうなので行かない方向で考え中です。寒いのは嫌いです、行きたくない。行かない。

米国を歩けば1000キロほどの距離短縮も可能ですが、現時点では今後カナダのみの歩行を予定。
トロント・バンクーバー間にいくつの州があって、何があるのかなど、全く調べていないのでさっぱり分かりません。


■バンクーバー→シンガポール (空路)
Vancouver→Singapore(by Air)


エアーも高くはないし、シンガポール行き濃厚です。行く気満々です。


■シンガポール→マレーシア→タイ→ラオス→ベトナム→中国・上海 (5616km)
Singapore→Malaysia→Thailand→Laos→Vietnam→Shanghai,China(5616km)

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こんな感じで上海まで戻りたいと考えている。
シンガポールから中国までの東南アジア縦断、ボーナスステージです。
楽しいに違いないので。

以上あくまで現時点での予定。
普通に歩いたとしたら、2012年の春頃には上海に到着できるかと思います。


上海から始まって上海で終わる。
いわゆる世界一周ってやつなんでしょうけど、この世界一周って響きはあまり好きじゃないので、地球一周と言おうと思います。こっちの方がストイックな感じでしっくりくるので。