ブックマーク
ALKINIST -あるきにすと- 2011年06月

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Parry Sound 

トロントから7日目。

IMGP1378_convert_20110615024941.jpg

歩行再開初日は35度という気温で、アスファルト上はおそらく40度とかとてつもない気温で、歩行再開初日早々に熱中症のため、体調を崩した。 

冬は凍傷に夏は熱中症、寒さにも暑さにも弱い体です。


吐き気を感じながら道脇の木陰で横になっていると、「大丈夫か」とドライバーが冷水をくれたり、声をかけられるという事が4度あって、その度に「またがんばろう」と歩き始めるものの、やはり体調不良に勝つ事はできず。

嘔吐感や体のだるさがあり、半日休養にあてたり、親切なカナダ人のお宅で静養させてもらったりしたのだけど、完調までには数日を要し、ようやく昨日あたりから治りつつある事を感じ始め、歩行距離も歩行再開後初めて60キロを超えた。

体調不良に加え、道を間違えまくって20キロほどのロスがあったり、予定よりペースは遅れているけれど、ここから本気モードです。



IMGP1323_convert_20110615024526.jpg

お世話になったダンクファミリー。
このおばちゃんに声をかけられなかったら危うかった。

IMGP1371_convert_20110615024922.jpg

今となっては暑さはそれ程でもないけど、何がやばいって蚊。
テントは基本的に茂みの中だし、山中のルート13の歩行中は足を少し止めただけで大量の蚊に襲われた。

IMGP1348_convert_20110615024557.jpg

スポンサーサイト

歩行再開前日 

21時を過ぎた辺りからようやく暗くなった。
これなら20時頃までは十分に歩けるなと闇に包まれ始めた窓の外を眺めながら考えてみる。

ぼくが歩行を止めたのは昨年12月、もう半年も前の事。
厳しい冬、あっという間に過ぎ去った春をこの街で過ごし、もう夏かと思わせるようなの陽気の6月をこのトロントで迎える事になるとは全くの予定外でした。

トロントで半年普通に働いていた今となっては、かつての日常は非日常なのだけど、また明日から西を目指す日々に戻ります。非日常な日々に戻ります。

IMGP1274_convert_20110608101918.jpg

現在マクドナルドで今日受け取ったパソコンをチェック中。

このパソコン受け取りで全ての準備が整ったわけだけど、これまでは余裕で10を超えるWiFiネットワークを探してくれたこのアンテナは結局完璧に修理されてなくて、4軒立ち寄ったマクドナルドのうち2軒で接続可能という微妙な結果でした。今後にも大いに影響ありです。


今夜は宿代を払いたくないので、宿なしです。
24時間営業のマクドナルドで時間をつぶすか、こっそり宿の共用スペースに忍び込むか。
いずれにしても明朝5時にトロントともサヨウナラです。

別に大した理由ではない 

IMGP1221_convert_20110607065751.jpg

荷物をまとめ、宿をチェックアウトしたにも関わらず、未だに出発できておりません。

IMGP1225_convert_20110607070216.jpg

食い納めだと思って寿司の食べ放題へ行ったにも関わらず、未だに出発できておりません。

IMGP1263_convert_20110607070357.jpg

歩行再開に備え、髪を切りに行ったにも関わらず、未だに出発できておりません。


明日も出発できません。

今日のトロント 

IMGP1211_convert_20110606075646.jpg

日曜日ではあるけれど、一昨日までお世話になった職場へ出向く。
ダウンタウンのど真ん中に位置するここに我がオフィスがあるのです。

IMGP1191_convert_20110606075446.jpg

オフィス到着。
何しに来たって、2週間溜め込んだシャツやパンツを洗いに来た。
洗濯機と乾燥機を使わせていただく。
また明日、小切手を受け取りに行かなきゃです。


乾燥機は90分も待たないといけないので、その間に外出。


IMGP1204_convert_20110606080535.jpg

快晴。


実は歩行再開前にまた問題勃発。
車輪のスポークが折れているのに昨夜気付いた。

IMGP1194_convert_20110606075526.jpg

トロントの自転車屋はあまり知らないけど、とりあえず以前見かけたチャイナタウンの自転車屋へ向かう。

現在使用しているタイヤは22インチ、車輪もそれに合ったもので、当然ながらスポークもそのサイズのものになる。
しかしこの22インチのものってあまり流通していなくて、その辺のカナダ人が乗ってる自転車はたいてい26インチ。ユーラシア大陸でも22インチの車輪にタイヤ、それぞれ探すのに苦労したわけで、どうなる事やらと不安を少々感じた。

なら26インチのもの使えよと思われるかもしれないけど、リヤカーにサイズが合わず、使用できないのです。



せっかくなんでタイヤ探しの苦労話もしておこうかと思います。
ユーラシア大陸最西端ロカ岬があと1000キロちょっとに迫ったフランス後半での事。

それまで両輪3本ずつ、計6本のIRCタイヤを使い、15000キロを歩いてきたわけだけど、フランスのピレネー手前で磨耗が激しくダメになった。
予備のタイヤはもうなく、ロカ岬ももう目の前という事で、タイヤを日本から送ってもらうがための足止めは避けたく、IRCタイヤは5000キロも耐えたし、その辺の市販タイヤでも1000キロくらいは耐えてくれるだろうと考え、自転車屋でミシュランタイヤを買ったわけだけど、まあとにかくひどかった。

このミシュランはまだいい方で300キロ位はもったけど(もったとは言えないけど)、わずか50キロでタイヤがダメになったり、ロカ岬までの1000キロちょっとの間、両輪で10本のタイヤを使用した。誇張でも何でもなく本当に10本のタイヤを使用した。


町を通過する度に自転車屋を探すのだけど、優れた22インチのタイヤは皆無でした。
時にはタイヤが裂けてチューブが剥き出しになり、そんな状態で歩けば当然直ぐにパンクしてしまう。
しかし近くに町はなく、予備のチューブをその剥き出しになった箇所にグルグル巻いて応急処置をしたり、ロカ岬が目前に迫った最後の最後、本当にひどい状態でした。

自転車屋曰く「荷物が重すぎる」との事だけど、それにもかかわらず5000キロという距離をIRCタイヤは耐えたわけで、そんな事を話すと自転車屋のオヤジも「ブラボー」と絶賛。


IRCからはタイヤの提供をいただいていて、だから言うわけではないけれど、

タイヤは絶対にIRCがいいと思います。

身をもって悲惨な経験をしているので自信を持って言えます。

IMGP7684_convert_20100805035859.jpg

そういう事があり、ロカ岬に着いた時もしっかりと荷台に予備車輪を載せています。
これはタイヤサイズが違ったけど。

北米横断を始めてからは日本からIRCタイヤを送ってもらい、使用しているけど、ここまでの約1300キロは全く問題なし。



幸いこのチャイナタウンの自転車屋でスポークを見つけることができた。
しかし1本1ドルとボッタクリ価格。10本8.5ドルに値切り購入。
これ以上スポーク探しに労力を使いたくないし、今後バンクーバーへ至るまでどこで入手できるか不確かだし。まあ納得の買い物でした。

IMGP1212_convert_20110606075719.jpg

帰宅後は早速修理。

From Shanghai,To Shanghai. 

From Shanghai,To Shanghai.

上海から上海へ。


上海、人民広場ゼロ地点よりユーラシア大陸徒歩横断を始めたのが2009年1月1日。
今となっては徒歩による地球一周という旅のスタート地点でもあったりする。

これからまた上海を目指し歩くわけだけど、正直この上海という大都市に特別な思い入れは全くない。滞在したのもわずか3日、何の変哲もないただの大都会。
幾度となく立ち寄った小さな町や村の方がよっぽど印象に残っている。
そもそも上海で旅を終えるなんて当初の予定にはなかった事なので。


グーグルマップを使い、上海から始まった足跡を振り返ってみた。


Route map from Shanghai


上海からユーラシア大陸最西端まで足跡は続き、大西洋を越えて今度は北米へ。
上海から始まった足跡は上海を目指し続いている。


目指す先は何の思い入れもない上海なのだけど、歩行をスタートさせたこの上海まで歩いて戻りたいと考えているし、終わるのもここだと思っています。
なぜ上海を目指すのかって、上海から歩き始めたから。


歩いてここへ戻る事ができるのかできないのか。
最後まで歩き抜けるのか抜けないのか。


そういう事を自分のこの足ではっきりさせたいのと、あとは単純にこの地球の大きさを体感したいというのがこれからもうしばらく歩き続ける理由であり、モチベーションです。

ワーキングホリデーのワーキング部分終了 

仕事を終えた瞬間は疲労感に脱力感、あるいは達成感がごちゃ混ぜになり、自分でもなんて表現すればよいのか分らない心境で、これをどう表現しようかとその場で考えてみたけれど、やはり適切な言葉を見つける事はできず。

誰かのコネで得た仕事でもなく、ネットで求人を調べ、履歴書を送っても全く返事が来ない中、自ら飛び込んで行き、マネージャーに直談判、1ヶ月という条件付で得た仕事でした。
こうやって自分でチャンスを掴んで、雇用契約も延長してもらえるよう頑張って働いて、結果半年もの間働かせていただけて、色々と振り返ってみると、やはりやり遂げた感が強いかなと思います。


異国、英語環境の職場で何もかも全てが順調だったわけではなく、それなりの苦労もあったし、でもそういった苦労は色々な人の助けがあって乗り越える事ができて。
ぶっちゃけ2ヶ月前くらいは言葉の面でストレスを感じる事があり、毎日やめる事ばかり考えてましたから。

毎日何事もなく1日が終わる度にほっと安堵し、その繰り返し、積み重ねが1週間になり、1ヶ月になり、なんかこう考えてみると歩く日々と同じだなと今思いました。



職場の皆には歩いている事を話してなくて、皆にぼくの旅の話が伝わったのは最近の事。

「バンクーバーの後、また戻ってこいよ」

そんな温かい言葉や激励の言葉などいただき、今日はたくさんの握手とハグをしてきた。




「歩いているからこそ出会える人達がいる」



そんな事を常々言ってますけど、この職場みたいな出会いもありかなと思います。
やっぱ歩いているからこそ出会えたのかなと。トロントは越冬だったけど。

IMGP1168_convert_20110604055041.jpg

一から仕事を教えてくれ、この半年のうちの5ヶ月を共に働いたインド人・サンジャからお餞別をいただいた。お金もありがたいけどその気持ちが何よりありがたいです。


月曜日にもう一度オフィスに小切手を受け取りに行き、その後すぐに歩行再開です。

歩行再開4日前 

この宿に移ってから4ヵ月半。
汚い連中と汚い部屋をシェアするのもあとわずかです。

IMGP1162_convert_20110603083850.jpg

先日ネジを外しに出かけて以来、リヤカーは折りたたんで部屋の隅に置いている。

同じく長期滞在中のアルゼンチン人が出かけていたので、誰に気を使うでもなくダッフルバッグやバックパック内の荷物を取り出し、その辺に散らかしながら、点検、確認しながら荷物をまとめる。

オタワからトロントを目指していた時、ポートホープで大雪に見舞われたのだけど、その際濡れたマドルガピークからスノーブーツに履き替え、その後マドルガピークは放置していたのだが、カビが生えていたので洗浄。気付いたのが今で良かったです。

IMGP1161_convert_20110603083851.jpg

あとは荷台の荷物の配置を考えてみたり。

ダッフルバッグは縦でなく横置きがベストだけど、フィラデルフィアで新規購入したこのバッグがでかすぎて横置きは不可。
ウォータープルーフと聞いていたのに、雨雪、結露でバッグ内は濡れるし使えない。

ユーラシアではマウンテンダックスさんよりご提供いただいたダッフルバッグを使用。
リヤカーの横幅にピタッとはまり、理想的な荷物配置ができていたし、超防水で重宝した。
実家にもう一つ予備としていただいたものがあるのでそれを使いたいところだけど、ああもう歩行再開4日前なのです。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。