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ALKINIST -あるきにすと- 2011年10月

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Ballarat 

メルボルンからアデレードへ至る1本の道路があるのだが、メルボルンからおよそ110キロ離れたバララットまではM-8という自動車専用道路。
メルボルンの警察署へ行き、「M-8を歩く事は可能か」と尋ねたのだけど、やはり「ノー」との事。
書店へ行っても詳細な地図はなく、ツーリストインフォメーションで入手したメルボルン西50キロの広域マップ、クリスからもらったオーストラリアマップを手にまずはバララットを目指し、歩き始めた。

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メルボルンを抜けるまでは狭い歩道に信号、人波と窮屈で圧迫されまくっていたけど、20キロも離れれば周囲には何もなく、牧歌的な景色が広がる。

メルボルンから50キロ離れ、広域マップの圏外に出てからは、どこをどう進めばよいのか全く分からず、ガソリンスタンドで次の町へののルートを尋ねると、

「上り坂を墓地を通過するまで進み、ゴルフ場手前を右折、線路を通過後右折、その後ひたすら直進」

というメモをくれた。

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この程度のメモでは絶対に道に迷うだろうと、行けるはずがないと考えていたけど、次の町への20キロちょっと、このメモで歩き抜けてしまった。

そしてさらにこの町でバララットへのルートを調べる必要があり、近くで作業していた人に尋ねてみる。
「右折して、左折して、また右折して」と口頭でルートを確認するのは無理があった。

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親切な彼から電話帳とこのエリアの地図が掲載された冊子をいただいた。
書店でも入手できないこのローカルマップのおかげでその後バララットへは特に迷う事なくなんとか辿り着く事ができた。


「車に乗れ」と乗車を勧められること2度、親切に道を教えてくれること数回、町や村ですれ違った際に声をかけてくれたり、オーストラリアの人達への第一印象はすこぶる良い。

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シルクロードはラクダ、カナダでは熊、そしてオーストラリアといえばカンガルー、それぞれの国、地域から連想する動物達。
カナダで何度か遭遇した熊程ではないけど、メルボルンから2日目に遭遇したカンガルーの群れには興奮。
すぐに飛び跳ねて草原の遥か彼方へ消えていったけど、そのスピードも驚愕だった。


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翌日もまた、道脇を跳ねる1頭のカンガルーを目にしたけど、今は何を見ても新鮮でこんな標識ですら嬉しい。

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3夜連続の雨を除けばまずまず順調です。

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テレビ朝日「モーニングバード」で紹介/GO豪メルボルンで紹介 



テレビ朝日「モーニングバード」で紹介(2011年10月28日)


テレビ朝日・モーニングバード「週間人物大辞典」で徒歩による地球一周の旅を紹介していただきました。
残念ながら視聴環境がなく、放送日は歩いていたので、内容は把握してませんが、歩行中の動画、写真、電話インタビューが主だと思います。





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GO豪メルボルンで紹介(オートラリア・メルボルン) 2011年10月 (ウェブ版はこちら

ご縁があって、メルボルンの情報誌「GO豪メルボルン」のスタッフの方々とお会いし、インタビューを受けました。

今日のメルボルン 



オーストラリアの砂漠地帯を歩き抜く、何より生き抜くための物資が日本よりようやく到着。
5キロ超離れた前宿まで受け取りに出向いたのだけど、さすがに10キロは重く、トラムに乗って帰宅。

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これだけ揃えたら砂漠地帯で途方に暮れる事もないはず。
ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。

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日本食、お菓子も同封されていた。

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大好物のポケモンカレーまであった!わーい!

しかしこれ見た時は絶句したね。なぜポケモンなのか。
ネタになるからいいんだけど

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ご縁があってお会いした日本人の方からはビールをいただいた。
キリン「恵み」。大事に飲みます。ありがとうございました。

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荷物を受け取ったので明日メルボルンを出発予定。



今日のメルボルン

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道路を渡ろうとしたら、ポリスに制止され「迂回しろ」と言われた。
交通規制されていて、なんとかマラソンってバックプリントされたシャツを着ていた人がいたので、「ああマラソンか」と納得。

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旗も配られていた。
これって沿道でランナーに振れって事でしょ。
日本人ランナーは走るのかなとかこのマラソン大会は大きな大会なのだろうかと疑問を感じ、隣のおばちゃんに「これってビッグレースなの?」と質問すれば、なんだコイツって感じで見つめ返された。


トラムも全面休止、マラソン大会に動員されるには多過ぎるポリス、待てどもやって来ないランナー。ちょっとおかしいんじゃないかと思っていたけれど、これを見て誤ちを確信した。

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ロイヤルトラム。

マラソン大会じゃなくて王室の方々が来るのだとようやく理解した。
まあ誰が来るのか知らなかったけど。

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前のおばちゃんと普通に話をしていた方々。
どなたかは存じませんけど、見るからに上品です。

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ロイヤルトラム乗車資格のある方々でした。

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みんな誰を待っているの?


当初はマラソンを見ようと思い、この場に立ち止まった。
待つ事1時間超。メルボルン出発前日でやや多忙だったけど、せっかくなんでマラソンを見ようと待ち続けた結果、現れたのは・・・

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エリザベス女王でした。

この方がエリザベス女王だと分かったのは数時間後だけど。
エリザベス女王杯のエリザベス女王なのにオーストラリアクイーンだとばかり思っていた。

しかし昨日の同時刻、リヤカーを引いてこの道を歩いていたわけだけど、昨日で良かった。
本当に昨日で良かったなと。
エリザベス女王が来られる場所をリヤカー引いて歩いていたら、非常に面倒な職質は必至でした。

共同通信社によって配信 

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2011年10月24,25日(共同通信社)

主に地方紙の夕刊、朝刊に掲載、あるいはインターネットニュースなどで記事が配信されているとの事です。

Melbourne 

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メルボルン到着後は1週間分の宿代を支払い、日本からの荷物を待ちつつ歩行開始に備える。しかしなかなか荷物が届かないので延泊しようとしたところ、ベッドに空きがないと言われ、ダウンタウンの宿へ引越しをした。



荷物満載のリヤカーを引いてオーストラリアを歩くのは今日が初めて。
人口400万人、シドニーに次ぐオーストラリア第2の都市なだけあって都会です。
歩道が整備されており、車道を歩く事はなかったけど、信号やら人ごみやら田舎を歩くのに比べたら非常に歩きにくい。


この1週間、食料を揃えたりするのと並行し、ルート、そして砂漠地帯の気候などについても調べてみた。

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メルボルンからダーウィンまで中央の砂漠地帯を歩く予定は揺らがないのだけど、これから夏を迎え、最高気温は45度~50度というオーストラリア中央部。
約3500キロをそんな過酷な環境下で過ごす事になるのだが、100キロ、200キロの無補給区間はいくつもあり、最長250キロもの距離で飲料の確保ができなかったり、調べれば調べるほど自分の予想を遥かに超える過酷さで、最大の難関。
いかして歩き抜くか、暑い日中は避けて朝夕・夜間に歩くべきではないか、水は最大何リットル必要か、常に頭の中は砂漠の事で一杯です。


北米徒歩横断はできるという確信があったけど、真夏のオーストラリア砂漠地帯を歩き抜く事ができるという確信はありません。夏じゃなきゃできるという確信はあるけど。

ただ自分にはカザフスタンの無人地帯を歩き抜いた経験があって、気温50度も経験済みで、自分の体力的限界、暑さに弱い事も分かっているし、それらの経験はこの砂漠地帯を歩き抜く上でメリットになるはず。
ブルガリアで凍傷を負い、後退する事も時には必要なのだと分かっているし、過信は禁物とよく分かっているつもりです。

これまで22400キロを歩いてきた経験をぶつけます。



■オーストラリア縦断予定ルート

メルボルン-アデレード-ウルル-ダーウィン  約4200キロ

エアーズロックに行かなければ総距離3700キロと500キロの距離短縮が可能なので、状況次第。順調なら2月末、4ヶ月でダーウィン到着予定。

オーストラリア縦断始めました 

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紅葉が見頃だったバンクーバーでは秋を満喫し、先日は雪深い山で冬の到来を感じていたのだけど、メルボルンに着き、空港を出てまず感じたのは、初めて訪れるオーストラリアに感動するでもなく、30時間超の移動に疲労を感じるでもなく、温かな陽光を体に受け、ここが南半球である事を再確認、雲ひとつない青空を見上げ、初夏を思わせる気候だなと思った。

まだ10月、しかもメルボルンなのにすでに気温は30度近い。
これから最も暑い季節になり、向かうは砂漠地帯。どんな暑さが待ち受けているか想像できないし、したくない。

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砂漠地帯に何もない事は分かっているし、詳細な地図は不要だろうと考えていたけど、書店で地図を見てみると砂漠地帯に点在する町々のガソリンスタンドの有無とかも記載された素晴らしい地図だったので無難に購入しておいた。
どれだけの水を持つべきなのか、これによりさらに計画が立てやすくなるはず。

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今朝は宿の近くのビーチへ行き、オーストラリアの南端の海から歩行を開始した。
初日はビーチから宿までの1.8キロを空荷のリヤカーを引いて歩く。

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目指すは北。



現在は日本からの荷物を待ちつつ、地図を買い、サンダルを買い、ルートを確認したり、荷物をまとめたり、出発準備中。
本格的な歩行は10月25日の予定。

上海経由メルボルン 

ユーラシア大陸徒歩横断終了後、目標を徒歩による地球一周に切り替えたわけだけど、次なる目標として定めた北米徒歩横断も無事に終え、ユーラシア、北米の両大陸に上海からバンクーバーまで足跡を残し、バンクーバーからさらに西へ向かえば母国日本、さらには歩行を開始した中国。
このまま西へ向かい、中国に戻れば、徒歩で地球一周しましたと言ってもいい状況ではなかろうか。


実は昨夜、上海にいた。

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バンクーバーからメルボルンへ向かう航空券を探していたところ、最も安いのが上海経由の中華東方航空だった。ただの乗り継ぎとは言え、こういう形で上海に来てしまう事になるなんて苦笑いだった。
北京経由でも良かったけど、やや割高なので結局最安の上海経由でメルボルンへ向かう事にした。


当初はただの乗り継ぎという気持ちでいた。
ここで歩行を終えるわけじゃないし、特別何かを思うという事はなかった。

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しかし日本の真上を通過して、どんどんと上海に近付いて、着陸態勢に入り徐々に高度を下げていく中、色々な事がよみがえってきた。

2009年1月1日に上海を出発して1020日目。
ユーラシア大陸を横断して、北米大陸を横断して、東から上海に戻ってきたという事実に胸が熱くなり、ロカ岬でもバンクーバーでも思わなかった「やり遂げた」あるいは「やり抜いた」という事を初めて思えて、窓に額を押付けてオレンジ色の街灯がきれいに並んだ上海郊外を食い入るように眺め続けた。

額をずっと窓に押し付け続けたのは上海の景色を見たかったから。
情けない話だけど涙ぐんでしまったから。

着陸の瞬間は目を閉じていた。
振動を体に感じた瞬間、ここで終わってもいいかななんて思った。
そんな事を思ったのも初めての事だった。


ここは本当に上海なのかと半信半疑だったけれど、空港の職員は皆中国人で、空港の案内板や看板も全て中国語でここが中国でないはずはなかったのだけど、予定外の事が1つ。
当初は乗り継ぎなので、そのまま中国に入国する事なく、上海の地を踏む事なく、メルボルン行きの便に搭乗できると思っていたのだけど、

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入国しちゃった。

入国するつもりはなかったんだけど、そうしないと乗り継げないらしい。
日本人は15日間ビザなし滞在可能だから問題ないけど、ビザが必要な人達は困るんじゃないのこれ。わずか30分の中国滞在だった。

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ここから歩行を開始した人民広場へは40キロ。
ユーラシア・北米と22350キロを歩いてきたわけだけど、残り行程0.2パーセントを歩けば、目指している上海・人民広場に到着、地球一周を終える事ができる。
あと1日歩けば、明日にも地球一周を終える事ができる。
もう99.8パーセントを終えているのです。

でもぼくは人民広場に背を向けた。


ここから40キロを歩き、人民広場に戻っても地球一周。
オーストラリア、東南アジアとさらに1万キロを歩き、人民広場に戻っても同じく地球一周。


後者を選んだぼくは多分アホです。


サヨナラ上海、もう1万キロ歩いて戻ってきます。



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クリスの家を出てから33時間、とても長い移動だった。
今はオーストラリア・メルボルンにいます。

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飛行機からは砂漠が見えた。
上空からどんなものかとオーストラリアの景色を見下ろしたけど、何もないというのが感想です。

オーストラリアについては全く下調べはしていなくて、機内でクリスからもらった地図をじっくりと眺めてみた。
とりあえず分かった事は、500キロの間に町が1つとか、200キロ何もないとか、そういう環境が当たり前という事実。
カナダでは町と町との距離は長くても100キロとか150キロ程度。
湖や小川から水を汲み、飲料は確保できたけど、ここは砂漠地帯、しかも夏。

実際に上空からこの何もない大地を見下ろすと、多分苦労するなと、ちょっとやばいんじゃないかとも思ったけど、それと同時にとても楽しみに思えた。

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こんな道を歩きます!わくわくする!

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