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ALKINIST -あるきにすと- 2013年08月
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FREE BIKER / 自由時報掲載 

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FREE BIKER掲載(台湾)

バイク雑誌にリヤカーなんて明らかに場違いですが、見開き1ページを使って自分の旅の紹介、出発時の写真など掲載されています。



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自由時報掲載(2013年8月1日)

碧緑 

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高さんと昨夜お世話になった蘇さん。

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高さんは玉山国立公園を抜けた翌朝、差し入れを持って現れたのが最初の出会いなのだが、その後も2度お会いし、いつも差し入れにてんぷらとビールを持ってきてくれる。
蘇さんを紹介してくれたのも、水里、霧社で友人を紹介してくれたのも高さん。
昨夜は友人がいる派出所でシャワーを浴びさせていただき、夕食もごちそうになった。
ものすごくお世話になった。



「この先何もないからしっかり食べていきなさい」と蘇さんは朝食を用意してくれ、ビスケットなどを大量に持たせてくれた。
もちろん何もない事は分かっていて、それに備えての準備もしてあるのだけど、ご厚意を断る事ができず、また食料が増えてしまった。謝謝。

これ以上ラーメンは不要なので断り、先日もらったものと自分で用意した計10袋のラーメンを高さんにもらっていただいた。

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山はあと1日半で終わるというのにこれまでいただいた差し入れが多く、まだこれだけの食料が残っている。食わねば。

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これから歩く太魯閣国立公園は往路でも歩いているので2度目。
地形とかどこに何があるかなどは把握している。

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再び歩く事を楽しみにしていた断崖絶壁の道は雲が多く最高だった。

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ここを逃せば屋根のある場所は20キロ先なので、今日もまたわずか15キロで昼過ぎに早々に歩行を切り上げた。
現在標高2100メートル。あとはひたすら下るだけ。

大禹嶺 

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ルート上にある合歓山へ登る事を予定していたので、翠峰を出てからはゆっくりと11キロを歩いただけ。
わずか11キロではあったけど、勾配がややきつく、何度か足を止めた。
自転車を漕げずに押すサイクリストもよく目にした。

前方の高い位置に道路が見え、「あそこまで上るのか」とうんざりしつつも歩く。
なんとかそこへ達するもまた新たに上りが見えてため息をつく。
目的地への距離と標高は把握していたけど、思っていたより厳しい道のりだった。

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昼過ぎに昆陽に到着。
中国以来、4年半振りの3000メートル越え。
レストエリアの屋根下にテントを張った。

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山に雲海、満天の星空、ここでの景色は素晴らしかった。

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日曜日なのでキャンプ道具を持ってきて食事をしているグループも多く、高雄の方に食事に誘っていただいた。
テントを張っている人など自分以外にいないので、やけに目立ってしまい、差し入れを持って来てくれる人も多かった。
ありがたいけど自分で用意していた食料は全く減らないし、逆にどんどんと増えている。

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満天の星空の下、流れ星をいくつも数えながら闇の中を歩き、山頂を目指した。
荷物満載のリヤカーで山頂を目指していたが、とにかく重く、日の出までの時間もギリギリだったので荷物を道脇に残し、リヤカーと共に3416メートルの山頂に到達。

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さすがに標高3400メートル地点の夜明け前は寒く、穴の開いたパーカーとクソ薄いジャケット、長ズボンをはいて寒さをしのいだが、陽が昇れば暑さを感じノースリーブに短パンといつも通り。

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その後3275メートルの峠を越え、約10キロを下り続け、往路でテントを張った大禹嶺まで歩いた。

翠峰 

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18キロを歩き、標高は2300メートル。
霧社からはわずか30キロの間に2000メートルも高度を上げる事になる。

梨山ルートでは120キロを歩き、2500メートル上った。
下りだったが太魯閣では80キロで2500メートルの高低差。
30キロで2000メートルというのはそれら以上に過酷なものに違いなく、どれだけきつい上りが待ち受けているのだろうかと歩行前から武者震い。


延々と続く上り坂では体中から汗が噴出し、タオルで汗を拭う。
濡れたタオルを絞れば、乾いたアスファルトに汗が滴り落ちる。
楽なものではないけど、ラオスやベトナムのようにリヤカーを引けないくらいの勾配はないし、これまで何度かあった疲労が限界に達するという状況でもなかった。

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普通に余裕はあって景色を楽しみながら歩き、話しかけてきた人達と談笑。
土曜日なので車もバイクも自転車もとにかく多く、「ガンバレ」「加油」と何度も声をかけられた。謝謝。

霧社 

山の歩行に備え、食料は十分に用意していたけど、台湾の皆さんが色々と差し入れをくださり、食料箱はすでにギッシリ、別の食料袋を用意している。


「食料はすでに十分にあるし、これから3千メートルの山を越えないといけないし、お気持ちだけで結構です」


と思いつつも、わざわざ自分のために買ってきてくれた差し入れを断ることはできない。
昨日は学校の先生がパンを5個も持ってきてくれ、ありがたく朝食に食べていたのだが、また新たに差し入れを持ってきてくださり、感謝しつつもどんどん食わなきゃいけない状態。重い。

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彼もまた凍った水を持ってきてくれた。
昼前の暑い時間、さらにはその後上りが始まり、今日はこの水にかなり救われた。
謝謝。

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わざわざ自分に会いに来てくれた方と台湾在住18年の英国人サイクリスト。

台湾はジャイアントという有名自転車メーカーのお膝元という事もあってかサイクリストをよく目にするし、自転車専用レーンがあったり、警察署がサイクリストのための休息所になっていたり、アジアの中では間違いなく自転車先進国なのだが、「10年前なんて自転車に乗ってる人なんてほとんどいなかったよ」という彼の話は興味深く、足を止めて雑談。

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もともと山はゆっくり楽しんで歩こうと考えていたし、日程にも余裕があるので霧社まで25キロの歩行。

台風と土砂崩れで4日も足を止めた梨山まで70キロ、往路の最高地点である大禹嶺まで42キロ。戻ってきたなという感じ。
現在標高1200メートル、これから30キロを歩き、3200メートルの峠を目指す。

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今日は紀さんのお宅でお世話になっている。
台湾の原住民の方で彼の話もまた非常に興味深く、有意義な時間を過ごせた。

埔里 

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約15キロ歩いて日月潭に到着。
周囲を2千メートル前後の山々に囲まれ、青い空に水面、白い雲、天気が良いので気持ちが良い。


32キロ歩いて到着した埔里。
コンビニがあればいいやくらいに思っていたけど、各車メーカーののディーラーにマクドナルド、思っていたよりずっと大きな町で、たいていのものは買えてしまうだろう。
それならば今朝無理に水里で靴を買う必要もなかったなと思う。

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穴の開いたもの、高さんが持ってきた安物、今朝3千円で買ったものと今は3足の靴を持っていて、せっかくなので高さんの安物を履いている。300円くらいで買えそうなやつ。

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家電屋もあり、先日三脚が壊れたので値段の確認ついでに入店したのだが、新しい三脚を無償でくれた。新品だが売り物ではないらしい。よく分からないけど謝謝。

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さらには学校にテントを張らせてもらったところ、先生達から差し入れをいただき、警備のお兄ちゃんは夕食にマクドナルドのセットを持ってきてくれた。
今年初めてのマクドナルド、マレーシア以来か。

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謝謝。

それにしても台湾の学校ではお世話になってばかりである。
学校にテントを張るなんて今の日本では考えられない事。
子供たちの安全のためという事はよく理解しているけど、誰もが自由に学校に出入りできない現状はとても残念な事に思える。そんな時代になってしまった事が。

警備員が常駐しているとはいえ台湾の学校は基本出入り中で、朝起きたらテント周りで太極拳をしている集団がいたり、皆で踊ったり、運動をしている。

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テント生活を続ける上で必要なものの一つが電力の確保。
今日はテント周りにコンセントはなく、小学校の水場近くにて発見。
こういうの懐かしい。

水里 

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阿里山から玉山国立公園に入り、標高も2500メートルまで上昇するもその後はひたすら下る。
上って下る。山越えというのはそういうものに違いないけど、ここまでこつこつと貯め込んできた高度を2500から300まで下げるのはなんだかもったいなく思えて。

標高2000メートルをキープしつつ、3000メートル越えに挑む事になると考えていたので、再び低地に戻るのは予定外で、それならば大して興味のなかった阿里山など来なければ良かったと、ただの上り損ではないかと思えて、少しだけむしゃくしゃしている。

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玉山国立公園、そして抜けた後と土砂崩れ現場がやけに多かった。


台湾の山ではよくある事なのだが、国立公園内の約25キロは夜間道が閉鎖される。
さらには国立公園内でのテント、火気使用は禁止されており、時間もギリギリだったので急いで歩き抜けた。

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約50キロを歩き、日没も近付き、さらには霧が発生、町はまだ遠かったので、工事現場の休憩所にテントを張った。

昼食もビスケットで済ませ、空腹で、米を炊き、がっつり食おうと思ったのだけど、何という事かライターを紛失していて、ストーブに火をつけられない。
どうやったらライターなしで火をつけられるか考えてみたけれど、そんな術はなくて、缶詰とビールで夕食をとった。

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今朝、1キロほど歩いたところでジェフ友の高さん現る。

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大量の差し入れをいただき、その後も歩行中に冷えたビールが差し入れられた。
今日は40キロ歩いて水里の高さんの友人の診療所でお世話になる。高さんは台中の方なんだけど今日は一緒に泊まるらしい。

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高さんは酒好きで診療所の待合室で酒盛り。

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台湾から履き始め、まだ1000キロしか歩いていないのにひどい状態。
安かろう悪かろう。さすが3980円。

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