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ALKINIST -あるきにすと- 2015年09月

南米の洗礼 

南米大陸縦断のスタートは世界最南端の町であるアルゼンチン・ウシュアイア。
ブエノスアイレス・ウシュアイア間のフライトはアルゼンチン航空で予約していたのだが、そのアルゼンチン航空からスケジュール変更のメールあり。

出発が5時間早まるのは対応可能なのだが、出発空港が40キロ離れた空港になるという予想外すぎるあり得ない展開……。
日本から到着直後、70キロの荷物を持って移動したくないから同じ空港発の便を予約したというのに。
例えるなら成田発を予定していたのに、勝手に羽田発に変えられていたという感じか。
絶対にあり得ない。

予定が詰まった出発前の慌ただしい時だというのに面倒な対応に追われる。
ちなみに英語で予約変更に関するメールを入れたらさっぱり分からないスペイン語のメールが返ってきた。
むむむ、南米は英語の通用度が低いとは聞いていたけれど…

これが南米ですか…。
南米の洗礼ですか…。

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先が思いやられるので、スペイン語の本を用意しておく。

南アフリカからのメール 

南アフリカを歩行中に強盗被害に遭い、パスポートを奪われた。
逃走する犯人の後姿を撮った写真が決め手となり、二人の男は捕まったが、パスポートを奪ったもう一人は捕まらず。
男の名前や家も明らかになり、当地に一週間とどまったものの、パスポートが手元に戻ってくる事はなかった。

パスポート再発行時、日本領事館に提出する書類の中に警察の対応について「満足」あるいは「不満」かを尋ねる項があり、「不満」にチェックを入れた。犯人の名前や家は明らかなのになぜ犯人を捕まえられないのかという不満。
一週間待ったけど警察はあまり動いてくれなかったというのが率直な感想。

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しかしながらここでは明かしていなかったのだけど、実をいうと帰国5日前に警察から「パスポートが見つかった」とメールがあり、手元に戻っていたりする。
すでにパスポートの再発行を済ませていたので引き続き使用することはできないけれど、2009年に上海を歩き始めてから使い続けてきたパスポートである。
旅の軌跡が詰まった思い入れのあるパスポートが無事に戻ってきてアフリカの旅もハッピーエンドで終わった。


早いものでアフリカを離れてから約50日が過ぎたが、メールボックスに見覚えのある名前のメールがあった。
南アで強盗被害に遭った際、お世話になった警官である。
パスポートは手元に戻ったが、犯人は未逮捕だったのでようやく捕まったかと思いながらメールを開いたら、「よくやった!ラグビー日本代表!」と一行……

「史上最大の番狂わせ」とラグビー日本代表が南アフリカを破ったニュースは紙面やネット上で大きく取り上げられているけれど、日本代表選手の名前にルール、1チーム何人がプレーするのか、試合時間などなど、分からない事だらけであり、どれだけすごい事なのか全くピンとこないというのが正直なところ。

なんてメールを返すべきなのか考え中である。うーむ……。

次は南米 

アフリカ大陸縦断を終え、南アフリカ・ケープタウンを発ったのが7月29日(日本時間29日夜)の事。
カタール・ドーハを経由し、30日夜に帰国。
31日は東京で所用を済ませた後、山梨県富士吉田市へ移動。
そして翌8月1日昼前に富士山3400メートル地点到着。

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ケープタウンからわずか2日半で富士山8合目へ移動するというハード且つメチャクチャなスケジュールだったけれど、昨年に続き38日の労働を終え下山。

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現在は五大陸目の踏破を目指すべく、少しずつ南米への準備を進めているところ。
2009年以来サポートしてくださっている以下の企業様のご協力により新たに装備品を補う事ができました。ありがとうございます。

アライテント、コロンビアスポーツウェアジャパン、井上ゴム工業、武田レッグウェア(敬称略)