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ALKINIST -あるきにすと- 北か南か

北か南か 

トルクメニスタンビザ取得が困難なため、やむを得ず選択したルート変更という判断。
ロシアビザの申請に必要なインビテーションも取得間近。
そんな今になって下す新たな判断。

ウズベキスタン・タシケント行き。

アルマティにて、目の前に立ちはだかるトルクメニスタンという壁の大きさを痛感、
ロシアという逃げ道を確保し、ビシュケクへと向かったものの、
単調な景色、退屈な時間が続いた道中、
「この選択は正しかったのか」
と、何度も自問を繰り返した。何度も何度も。

目的はシルクロード横断ではなく、ユーラシア大陸横断。
そういう意味では、不確かなルートではなく、確実に歩けるロシアルートを選択した事は間違ってはいないはず。

「間違っていない」

そう自分に言い聞かせるも、何度かすれ違ったトルコナンバーのトラック、
この道がトルコへと通じている事を再確認するのと同時に、心は大きく揺らいだ。

ビシュケク到着後、最後の悪あがきとばかりに代理店を回るも散々な結果。
これにより、一度はあきらめたつもりだったシルクロードルート。
しかしながら、ことあるごとに、幾度となく繰り返す自問自答。
その度に、
「カザフスタンは楽しいぞー、ロシアは楽しいぞー」
と、暗示をかける。

最近はダゲスタン共和国に興味を持ち始めたものの、意気揚々と「よし、カスピ海を北から回ろう」という気にはなれず、今後3000キロ近く、恐らくは何もない景色が延々と続くであろうカザフスタンを歩くのはとても楽しみとはいえず、ヒョードルやプーチンみたいなおっかなそうな連中がウジャウジャいそうなロシアにも魅力は感じず。物価も高そうだし。

と、決して楽しそうではないけれど、無理矢理自分を納得させてきたわけです。

ちょっとした見当違いが露見したのがここ数日の事。

「んー」「むむむ」と、眉間にしわを寄せる事が増え、
考えて考えて考えた結果、タシケント行きを決意。
気が変わらないうちにと、ウズベク大使館にビザ申請の予約の電話を入れる。

タシケントへ行ったところで、トルクメビザを取得できるか確かでなく、むしろ悲観的。
イランビザ申請にもインビテーションが必要で、どれだけの日数を要すのか不確か。
場合によってはウズベクビザ延長の必要があるかも知れず、
何もかもが不確か。
これら3つを同時進行するのは非常に難しく、どれか一つでもタイミングが狂えば、全てが無駄になりかねないのだが。

とりあえず、タシケント行き決定。到着は7月下旬。
その後、北へ向かうのか南へ向かうのか、全くの不明。


■今後のルート

ビシュケク→タラズ→シュムケント→タシケント