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ALKINIST -あるきにすと- 4回目のトルコ

4回目のトルコ 

7年前、アジアから中東へ向かう際、初めて訪れたトルコ。
アジア・ヨーロッパ・中東の間に位置する国なだけあって、その後も中東からヨーロッパ、ヨーロッパからアジアへと、その度にこの国を通り抜けてきた。

4回目となる今回は、ヨーロッパから来てヨーロッパへ戻る事になる。


出発前、トルコを訪れる事は楽しみの一つであった。
大好きなトルコの地を歩き、温かい人達と出会えたらと。

しかしカスピ海北回りルートに変更せざるを得なくなり、それと共にトルコ行きは消滅。
西を目指している現在、トルコへ寄れば、当然ながら大きく遠回りする事になってしまうのだ。

トルコへの思いを断ち切ったとは言え、カザフスタンで、ロシアで、ウクライナ以降の国々でも見かけたトルコナンバーを付けたトラック。すれ違う度にドライバーの顔をチェックし、髭をたくわえたドライバーであれば喜び、ほんのわずかではあるけど心が揺れた。


トルコ行きを考え始めたのは、オデッサで今後のルートを考えていた時の事。
地図を広げてみれば、トルコへ至る道に平地が続いていた事が一つのきっかけで、トルコサッカーの熱い日程にも恵まれていた事が後押しし、ちょうど冬だし越冬しようかと、トルコを目指すのもありかなと思い始めた。

そして、トルコまで100キロと迫ったところでの凍傷。
越冬生活が入院・療養生活に変わり、トルコで冬を過ごす必要もなくなったものの、トルコに背を向け、また西へ向けて歩き始めるのはとても悔しく、せっかくなのでトルコで療養生活を送る事に決めた。

なんとかリヤカーを引いて歩けるし、テントの設営・撤去も可能ではあるものの、まだ指は完治していないのです。完治していないけど、療養先へ向かうため、350キロ程の距離を歩くのです。なんかアホらしいけど。


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ブルガリアの出国手続きを終え、しばらく歩けば、赤地に白い月と星のトルコ国旗が見えてきた。
嬉しさ、懐かしさなどが入り混じり、「帰ってきた」そんな風に感じた。

「おかえり」ではないけど、国境の職員は「メルハバ」とトルコ語の挨拶で迎えてくれた。
両替所がなく、困っていると、カフェのトルコ人が「両替してやるよ」と。
パンク修理をしていると、その辺のトルコ人が「どうしたどうした」と。

ぼくはやっぱこの国大好きです。



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国境を出たところ。

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トルコ入国後も山道は続き、ブルガスから3日間、山中を歩き続けた。
4日目、長い上り坂を2つ越えたところで終了。

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この国ものどかです。

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水を補給。

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ババエスキのホテル。