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ALKINIST -あるきにすと- ただいま、イスタンブール!

ただいま、イスタンブール! 

ブルガス出発から8日目。
イスタンブールに到着したのは陽が沈み、暗くなった19時頃。

いや、「イスタンブールに」と言うよりは「旧市街・スルタンアフメットに」と言った方が適切かもしれない。

イスタンブール入りしたのはちょうど昼頃。
標識もなく、いつイスタンブールへ入ったのか分からなかったけど、気が付けば郊外に入っていた。
上海以来の大都会・イスタンブール。
この街が大きいという事は分かっていた事だが、ここまで広く、スルタンアフメットが遠いというのは大誤算だった。

イスタンブール手前から交通量は急増。
片側3車線の道路を猛スピードで車が走り去っていく。

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路肩が非常に狭い場所もところどころあり、そんな場所では車輪が路側帯からはみ出し、普通車でさえ恐ろしいのに、大型車が真横を通り過ぎる際は、生きた心地はしなかった。

「神よ、わたしをスルタンアフメットまで生かしてください」


イスタンブール郊外でスルタンアフメットへの距離をトルコ人に尋ねてみれば、「10キロ」という返答。
2時間程で歩ける距離なので、余裕ではないかとにんまりしたのだが、実際歩いてみれば、これのどこが10キロなのかと愚痴らずにはいられない。

10キロ歩いても着く気配がなく、また別のトルコ人に尋ねれば、今度は「5キロ」と言う。5キロ歩いても着く気配がなく、またさらに別のトルコ人に尋ねれば「2キロ」と言う。

ここでようやく理解した。
この人達ってけっこう適当なのだと。
アジアっぽいとでもいうか。

その後も何人もの人に尋ねてみれば、ポリスは19キロと言い、初老の男性は2キロと言い、タクシードライバーは10キロと言った。どれが正解なのか全く分からず。


結局19時まで30キロを歩いた。

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あとどれだけ歩けば着くのか分からず、車やバスに注意しながら歩く事に神経を使い、心身ともに疲れ、いずれまたこの道を歩き、イスタンブールを脱出するのだと思うと、早くもうんざりした気分になる。

とりあえず今後、ミラノだとかバルセロナ、マドリッドといったイスタンブールと同規模の街には絶対に行かないと誓う。


アザーンが街に響き渡る中、7年前の記憶と照らし合わせながら、スルタンアフメットへ向けて歩き続けた。多くの人が行き交う中をリヤカーを引いて歩き続けた。


「ニホンジン?ナニヤッテルノ?」
久々の日本語での会話は日本人相手でなくトルコ人。
昔はうざく感じていた日本語を巧みに操るトルコ人も今となっては懐かしく、かわいいもので。足を止めてしばし雑談。

「チュウゴクカラアルイテル?ゼッタイウソダー」

うっさい!

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そしてようやくブルーモスクとご対面。

ただいま、イスタンブール!



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100キロ切った。

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もう少し

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あと少し

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