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ALKINIST -あるきにすと- スリー・デイズ・イン・ハイウェイ

スリー・デイズ・イン・ハイウェイ 

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プロブディフを抜ければそこは高速道路。
ソフィアへの約120キロ、3日間、高速道路を歩き続けた。

後述する日本語ペラペラのブルガリア人曰く「本当は高速道路を歩くと罰金」との事なのだが、歩行者、自転車の立ち入りを規制する標識もなく、以前ヴァルナまでの100キロを歩いた時も問題なかったので、そういったルールは形骸化しているのかもしれない。

ていうか、道がないのでこの高速道路を歩くしかないのです。

歩行中、対向車線に速度違反を取り締まっている警察がいて、一瞬罰金の事が頭を過ぎったけど、罰金どころか、わざわざ道路を横断し、こちら側へやって来て「これを食べれば力がつく」とチョコレートをくれ、激励された。


歩き始めてすぐ、前方に停車していた車から女性が降りてきて、
「日本人?」と日本語で尋ねてきた。
ブルガリア在住の日本人の方3人と日本語を話すブルガリア人。

これまで日本人と出会う事などほとんどなく、数えるほどなのだけど、
まさかブルガリアの高速道路で声を掛けられるとは。

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差し入れをいただき、激励していただく。
高速道路という事で、道脇に商店などあるはずもなく、歩行中何度か空腹を感じ、その度にいただいたリンゴなどを食べる。
本当にありがとうございました。


路肩も広く、しっかりと舗装され、一般道と比べ、非常に歩きやすいものの、
当然ながら高速道路というものは歩行者のための道路でなく、歩行者が通行する事など想定されておらず、ソフィアまでの120キロ、その間ガソリンスタンドやドライブインがいくつかあるのみ。
食料の確保が難しく、高速を走る車からは励ましのクラクション、温かいような冷たいような視線。周囲には延々と外部からの侵入を防ぐ柵が設けられ、外へ出る事は不可能。

何が困るって、どこで夜を明かすかという事。
初日こそ、ちょうど日没時にドライブインが現れ、ガソリンスタンド裏にテントを張る事ができたのだが、二日目、暗くなるまで60キロ近くを歩くも、ガソリンスタンド、ドライブインが現れる気配なし。

危ないし、目立つし、警察に怒られそうだし、
さすがのぼくも高速道路脇にテントを張るのは避けたいと思っていたのだけど、

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張っちゃいました。

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2日目からいくつかの山を越える。
最高地点で800メートル程、勾配はきつくない。

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さらには中国以来1年振りのトンネル。
狭く、真っ暗、歩くのに恐怖を感じた中国のトンネルと違い、明るく、路肩も広い。
それでもトンネル内の歩行は怖いもので、リヤカー後部にライトを装着して自衛。

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そして、高速道路歩行3日目、首都ソフィア到着。



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先日掲載された新聞を持って現れたギリシャ人。

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歩行後の一杯。

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ソフィア中心部に到着。

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有名な教会。