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ALKINIST -あるきにすと- 上陸

上陸 

結局はいつも杞憂に終わるのだけれど、


「今夜のベッドは確保できるだろうか」

「何らかの因縁をつけられて入国拒否されないだろうか」


などなど、旅の初日というものは些細なことに不安を感じる。
初めて訪れる場所なんて尚更。


2日間の船旅を終え、辿り着いたスタート地点上海。

「澄み切った上海の青空は新たな旅立ちの門出を祝してくれているかのようだった」

なんて書ければいいんだけど、あいにくの雨。

shanghai-tower.jpg

中国入国直後、リヤカーを組み立てようとしていると、目の前で突然中国人同士の殴り合いが始まる。

何なんだこの国。
何なんだこの旅の始まり。


とりあえずリヤカーを組み立て、宿探しへ。
リヤカーを引きながらの本格的な旅は人民広場辺りを予定しているので、その近辺へ行きたいのだけれど、道に迷って迷って迷って・・・
気の向くまま歩いてみたり、地図を見ながら歩いたり、時には中国人に道を尋ねながら思う。
旅とはこういうものだったなと。


よみがえってくる懐かしい感覚。


何人かの人達に助けられながら、何とか得ることができたベッド。
その上に横になりながら、結局また今回も杞憂に終わったなと安堵する。

shanghai-1.jpg

新たな旅が始まった。




※たくさんのメールとコメントをありがとうございました。