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ALKINIST -あるきにすと- フィラデルフィアから2日目

フィラデルフィアから2日目 

出発前夜、今になってアメリカの治安が気になり、犯罪データをチェックしてみると、これから立ち寄る予定であった10万人程度の町でさえ、年間の殺人事件16件、強盗497件、暴行259件、窃盗1423件という恐ろしい数字が出てきました。
約2週間滞在したフィラデルフィアはというと、驚愕の殺人331件、強盗9618件、暴行9784件、窃盗12845件。これわずか1年での数字です。

ちなみに人口1億2千万の日本での殺人発生件数は2009年で1097件、その約3分の1の発生件数があったフィラデルフィアの人口はわずか150万人程度でしかありません。
いかに日本が平和であるかが分かります。

フィラデルフィアを歩いてみて、安全なイメージしかなく、年間殺人331件なんてとても信じられないのだけど、アメリカ人曰くベリーデンジャラスで「Killadelphia」なのだとか。

アメリカっていうと銃社会で日本より治安は悪いという程度にしか考えていなかったけど、いざこの数字を目にすると、恐ろしく治安の悪い国なのだと思い始めました。
よその国に首を突っ込む暇があるなら、自分の国の治安をどうにかするべきではないかと。派遣している軍をアメリカの治安維持にあたらせるべきでないでしょうか。

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歩行中、何度か話しかけてきたアメリカ人、2度の職務質問を受けた際、ポリスに、今後のルート上の治安について確認すれば、答えは皆共通していて、「街は危ないが、今歩いているような田舎はベリーセーフだ」との事。
その言葉にひとまず安心し、当初立ち寄るつもりだった10万人規模の町の通過はやめ、ひたすら田舎を歩く事に決める。実際フィラデルフィアから離れると、緑豊かなのどかな景色が広がり、確かに平和そのもの。

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とは言っても昨夜のテントはこれまで200泊以上過ごしてきたテントで初めて不安を感じ、なかなか眠る事ができず。中国で初めてテントを張った時、カザフスタンの無人地帯、ロシアでも感じる事のなかった不安。
ちょっとした理由もあるのだけど、ぶっちゃけ昨夜は怖かった。


何事もなく朝を迎え、フィラデルフィア出発から2日目。
まだ70キロほどしか歩いていないけど、素敵なアメリカ人と出会い、誘われるがままに家にお邪魔し、早くも足を止めております。

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2,3日お世話になる予定。