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ALKINIST -あるきにすと- 非日常

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非日常 

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現在滞在中の宿。
ASIAだとかEUROPEだとか、そんな感じで各部屋に名前が付けられていて、

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初日はSOUTH AMERICA部屋のAMAZONベッドで眠る。
その後宿側の都合でAFRICAのCASABLANCAへ、南米からアフリカへ移動。
2階から3階への大移動。


白人に黒人、アジア人でも東アジア系やら褐色の肌を持つ人、宿泊客は様々。
明らかに旅行者でないと思える人もいるし、誰が旅行者で労働者か、2泊しただけではよく分からない。

オタワに到着して3日目。
到着時こそは青空が広がっていたけど、昨日は冷たい雨が降り続け、今日もまた怪しいどんよりとした空。
そんな空をぼんやりと眺めながらタバコを吸っていると、ペンキで汚れた作業服を着た男が話しかけてきた。旅行者でなく労働者である事は間違いない。

「韓国人か?」
「いや日本人だ」

日本人だと答えれば、どうやら日本を訪れた事があるらしく、北海道へ行った事があるとか、京都が良かったとか。
容姿だけでは彼の国籍は分からなかったのだが、彼はカナダ人。
で、話を始めてから1分後、

「お前、今日働かないか?」

メチャクチャな展開だなこれ。
突然の仕事の斡旋。

「ワークパーミット持ってるけど、英語はあまり話せないよ。それでもいいの?」
「ノープロブレムだ。時給10ドルな」

ワーキングホリデービザを取得して、ワークパーミットも持っているけど、働きたくてこのビザを取得したわけではなく、カナダに1年滞在できるからというのが最大の理由。
とは言え、これから越冬するならば、時間を持て余す事にもなるし、その際簡単なバイトでもあればしたいなと思っていたところなので、このよく分からぬカナダ人の仕事の斡旋はありがたかった。

彼の車で向かった仕事先は郊外の一軒家。
庭の落ち葉を拾い、草を刈るというのが与えられた仕事だった。
なるほど、これなら英語が話せなくてもノープロブレムだ。
冷たい雨の中、落ち葉を拾い、草を刈り、大きな袋にそれらを詰めていく。
ひたすら黙々と作業、こういうの嫌いじゃない。

上海を出発してから1年10ヶ月、歩く事が日常となり、かつて日常であった労働は非日常。

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仕事を終えた後、受け取った50ドル。
働いて、その対価を受け取る、そんな当たり前の事がものすごく新鮮に感じられる。

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