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ALKINIST -あるきにすと- 横断する人達

横断する人達 

アトランティックシティから歩き始め、トロントへ至るまでサイクリストと会う事はなかったのだけれど、サドバリーを過ぎた辺りからサイクリスト急増中。
東から西へ、あるいは西から東へ。大半がカナダを横断する人達。
彼らとの出会い、会話は毎日の数少ない楽しみとなっている。

まだまだサイクリスト写真はあるけどキリがないのでほんの一部をご紹介。


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数々の修羅場をくぐってきた元兵士のようなごっつい腕にはいかついタトゥが彫られ、街ですれ違えば間違いなく道を譲るであろう風貌。

自転車より大型バイクの方が似合いそうなのだけど、彼らが選んだのは自転車で、しかもマウンテンバイクではなく車輪も小さいかわいらしい自転車で、前部に取り付けられた手作り感あふれるカゴ、後部には適当に縛り付けられた荷物。

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一般的にこれまで出会ったサイクリストといえば、マウンテンバイクの前後部に左右2つずつのサイクルバッグを装備し、しっかりとヘルメットをかぶりと、ほぼ共通する型があったのだけど、「そんなもんしらねーよ」と言わんばかりの独自路線を貫く彼らのスタイル。
こういう型に捉われない自由なスタイルって大好きです。

また彼らの風貌がいかついだけに、このかわいく間抜けな感じの自転車が不釣合いでとにかく笑えてきた。

話を聞いてみれば、英国人で英国からこの自転車を持ち運び、バンクーバー、さらに先のビクトリアを目指しているとの事で、変な奴らから一瞬にして西を目指す同士へと変わった。

レインウェアを持たない彼らは雨の日はどこかにとどまり、レインウェアはあるけど金がないぼくはレインウェアを着て歩き続ける。
この辺りでは5日連続の雨に見舞われ、抜いては抜かれを繰り返し、彼らとは3度の遭遇。

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3度目の遭遇。
最後に彼らがかけてきた言葉は「See you tomorrow」だった。

1日約60キロの歩行に対し、彼らの走行距離は120キロ。
もう会えないだろうなと思いながら、追いかけっこはもう終わりだと思いながら「See you tomorrow」と返した。




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北米で初めて出会ったサイクリスト。
フランス人デービット。
周囲にあまりに何もなさすぎて「次の店まであと何キロ?」と尋ねる事もしばしば。




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雨の日に教会横にテントを張り、休んでいたらやって来たカナダ人徒歩旅行者。
東海岸から歩き始め、ビクトリアを目指しているとの事。




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山を下っていると話しかけてきたトロントからバンクーバーまで走っているUmair。
フォトグラファーらしく写真を撮られまくる。
サンダーベイ到着前日、ゲストハウスのおばちゃんの車に乗っていた彼と再会。




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雨の日に出会ったカナダ人サイクリスト。



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カナダ横断じゃないけど、スペリオル湖一周中、リカンベント乗りの米国人ボブ。
たいていは数分話すだけだけど、ボブとは15分くらい長話。