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ALKINIST -あるきにすと- 横断する人達 2

横断する人達 2 

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サンダーベイ・ウィニペグ間の約700キロ、40人くらいのカナダ横断サイクリストを見たけど、西を目指して走っていたのはわずかにこの2人だけ。
トロントから出会ったサイクリストを思い出してみても、西から東へ走っているサイクリストの数が圧倒的に多い。9割くらいが西からのサイクリストじゃないだろうか。

自分自身、上海を出発して以来、ユーラシア、北米とひたすら西を目指す日々。
朝日を背中に浴びながら歩き始め、西へ沈んでいく太陽を追いかける毎日で、東進よりは西進と思っているので多くのサイクリストが東を目指す理由が全く理解できないでいた。

ウイグルで出会ったカナダ人サイクリスト・クリスにメールで尋ねてみれば、「アルバータ州辺りでは強い西風が吹いているから多くのサイクリストはそれを避けて東へ走るのだよ」という返答。
ウィニペグの宿で出会ったフランス人も同様の事を言っているのでどうやらそういう理由らしい。

「へぇ」と思ったのだけど、よく考えてみれば、これからぼくはその強風に向かい歩いていくわけで、それって今後の自分の歩行に大きな影響があるではないかとウィニペグにて気付く。なんか嫌な事聞いたなあ。

写真上・カナダ自転車横断女一人旅・シーニー
写真下・さわやかスマイル・スコット



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東部時間と中部時間との境界でサイクリスト集団と出会った。
ここを境に1時間の時差が生じる。
彼らは時計の針を1時間進めて東へ。
ぼくは1時間戻して西へ。



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フロントバッグに付けた人形を指差し「This is my girl friend」と言ったのは67歳のグレン。
こんな遊び心たっぷりのフロントバッグは初めて見た。
このファンキーな67歳は1日110キロも走るらしい。
空腹だったので「次の店まで何キロくらいですか?」と尋ねれば、
「この先100キロ何もないぜ、ナッシングだ。ケッケッケ」と彼は笑った。
本当に森しかありませんでした。



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カナダを横断しているのはカナダ人サイクリストだけじゃなくて外国人もたまにいる。

写真上・ドイツ人ニコ
写真下・ニュージーランド人エニー



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エドモントン在住のアジア系。ジーナとハーミー。
「あなたジャパニーズでしょ。話は聞いてるわ」と声をかけられた。
数少ない西進サイクリストのシーニーとすれ違い、ぼくの話を聞いたのだとか。



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イタリア人ジョジョ。
メチャメチャ陽気な典型的イタリア人。
リヤカーに貼られたイタリアステッカーを見て喜んでいた。



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説明が面倒になったので割愛して写真だけ。
あとは雨の日に会ったサイクリスト、その他数人と足を止め、話をした。
相手が「写真を撮らせろ」と言った場合はこちらも撮り返しています。
手を振っただけで走り去ってしまうサイクリストもいる中、わざわざ止まってくれた皆さん、本当にありがとう。あなた達との出会いは数少ない毎日の楽しみです。