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ALKINIST -あるきにすと- クラクションと排気ガスと追い越しレース

クラクションと排気ガスと追い越しレース 

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道脇で乾燥させている葉タバコ。

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畑を耕す現地人。

時速5キロから見るインドネシアの風景はこの国が農業国である事を教えてくれる。

とてものどかで牧歌的で、と思ったのも束の間、ブーブーとやかましいクラクションを鳴らしながら、片側1車線の狭い道路でトラックやバス、バイクの追い越しレースが連日繰り広げられている。

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「クラクションは鳴らすためにある」

そう思っているに違いない。
彼らが鳴らさなきゃ損と考えていたとしても驚かない。
いざという時に使うものなんて思ってないだろう。
とにかくうるさく、排気口からはいかにも体に悪そうな黒い煙が上がり、緑豊かな田舎といえども空気は悪い。


やかましいクラクションと排気ガスと追い越しレースなんて思い出すのは中国。
確かにインドネシア人もゴミはその辺に捨て、唾を吐き、どこででもタバコを吸い、中国人とよく似ているかも。
中国もインドネシアも好きな国ではあるけど。



滞在を予定していた町に安宿はなく、テント設営場所を探しながら日没後まで歩き続けた。
ガソリンスタンド、トラックのターミナルにテントを張らせてくれと頼むも断られる。

バリ島でも断られた事があったし、そんなにうまくいくものでもないのだろうけど、超歓迎ムードだったティモール島の人々のホスピタリティを思い出し、改めて感謝の気持ちを感じた。
ティモール島から歩き始めたインドネシア。あまりに皆が親切なので、「インドネシアやばいな」と思ったものだが、やばいのはインドネシアではなくてティモール島だったようです。

ここまで3つの島を歩いているけど、好きなのはダントツでティモール島。



一向にホテルなどは現れず、スラバヤが近付き、周囲は工場などが並び、テントを張れそうな所もない。
一気にスラバヤを目指す事も考えたけれど、この国の交通事情を考えると夜間歩行は絶対に避けたい。

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陽が沈み、少しずつ闇に包まれ、リミットが近付く中、珍しくわずかな焦りと不安を感じたものだけど、正義の味方、警察署を発見。
敷地内にテントを張らせていただいた。いつもありがとうございます。テリマカシ。