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ALKINIST -あるきにすと- 島巡り終了

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島巡り終了 

体調が万全でない時、上り坂で足を止めたくなる事があるけど、そんな時こそ足を止めずに歩いている。
己の限界を自ら線引きしてしまえば、その後も頻繁に足を止める事になるはず。

きつい時こそ歩かねば。

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今回も同様で、モチベーションがとても低く、もう島巡りなんかどうでもよくて、ラブアン島で歩行を終え、コタキナバル行きフェリーに乗るという選択肢もあったけど、やる気がなく腑抜けた状態でユーラシア大陸に戻るのは嫌だし、この甘えが今後悪影響を及ぼしそうなので、Menumbok行きフェリーに乗船。

自らに渇を入れ、コタキナバルへの150キロを歩く事にした。

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ボルネオ島上陸。
マレーシア・サバ州での歩行が始まった。

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これまでの景色から大きな変化はないけど、道脇には無人の売り場がいくつも並び、バナナやパイナップルなどこの辺りで取れるフルーツなどが売られていた。
木の箱が置かれ、そこにお金を入れるというシステム。
日本の田舎でも目にする事があり、珍しいものではないけど、売り手と買い手の信頼関係で成り立っているわけで、「なんかいいなこういうの」と思い、心が少し温まった。

この売り場の写真を撮っていたら、奥の家から家主が現れた。
すでに他の売り場でバナナを買っていたので、ここでは何も買わず写真だけというのも申し訳ないなと思いつつも挨拶。

IMGP8947_R.jpg

するとニコニコと笑いながら、ジェスチャーで「ついてこい」という家主。
ついていったら、道脇の木からヤシの実を取り、飲ませてくれた。

ごちそう様です。テリマカシ。

IMGP8963_R.jpg

不気味な廃墟で夜を明かした翌日はちょうど12時に現れた食堂で昼食をとった。


「ボルネオの陽射しはきついだろ?」
「帽子をかぶらないと危ないぞ」


店主は英語を話さなかったけど、マレー語とジェスチャーで言っている事は理解できた。
またこちらもジェスチャーを交えて返答した。

ブルネイで帽子をなくしたので帽子を持ってなく、この時も頭に布を巻いて食堂に入ったのだが、そんな姿を見てか店主は農作業用の麦わら帽子をくれた。

IMGP8982_R.jpg

その後昼食をとっていると、店主は大きなナイフで作業していて、何をしているんだろうと思っていたら、実はこれさとうきびで、「力がつくからかじってみろ」と店主。

IMGP8983_R.jpg

「これ全部持っていけ」と大量にさとうきびをくれようとしたんだけど、翌日にはコタキナバルに着くし、さすがにこれは多過ぎる。
「2本でいいです」と伝えるも、荷台に4本載せられた。

IMGP8986_R.jpg

奥さんは食事代を払おうとしたら「受け取れない」と受け取り拒否。
こちらはその気持ちだけで十分ありがたいし、麦わら帽子もいただいたので、結局は受け取ってもらった。
せっかくなので歩き始める前に写真を撮らせてもらった。
店主夫妻とよく分からん客のおっさん。

IMGP9036_R.jpg

Menumbokから150キロ歩き、コタキナバル到着。
最後の3日間は素晴らしい出会いに恵まれ、やはり歩いてきて良かったなと思う。

5つの島を3ヶ月かけ約2400キロ歩いた島巡りもここで終わり。

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