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ALKINIST -あるきにすと- Saigon

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Saigon 

パスポートを無言で受け取り、何か尋ねる事もパスポートの顔写真と照らし合わせる事すらせず、無言で入国スタンプが押されたパスポートが返された。
他の職員も全くの無表情、こちらが何か尋ねた時だけ表情を変える事なく事務的に教えてくれた。やはりここは社会主義国だなというのがまず最初の印象。

入国スタンプが押されるまでの間、職員の顔をしばらく眺めていた。
米国が50万もの兵力を投じても屈する事なく打ち勝ったベトナム人にとても興味があるのだ。決して屈強には見えなかったけど、彼らベトナム人達があの大国と戦ったのか。


7時ちょうど、国境のあるモックバイより歩き始めた。
カンボジア側では道端に蚊帳を張って眠る家族を目にしてきたばかりだけど、人々の家や生活、信号もあるし街灯もあるしインフラなど何もかもが豊かになったと感じた。

バイクがとても多く、ほぼ全ての人がヘルメットを着用しているのには驚いた。
カンボジアの交通なんてモラルもルールも秩序もないひどいものだった。
時折クラクションが響き、やかましいのはやかましいんだけど、カンボジアに比べたら全然オーケー。この程度なら許容範囲だ。

すげ笠にアオザイ、この国独自のものも国境を越えた途端現れて、多くの変化が感じられた越境だった。



約50キロ歩き、日没が近付いてきたのでベトナム初日はテントを張る事に決めた。
ここもまた人口密度の高い国でどこにでも人がいるのだけど、道路から少し離れた所にポツンと1軒の家が建っていて、「近くにテントを張りたい」とお願いしてみる。

家主からは条件付で許可をいただけた。
真っ暗になってからテントを設営しろとの事だった。
警察の目に付くと色々と面倒なのだとか。
ベトナムでは現地人の家に外国人が行く事は禁止されているのだが、これはなかなか厄介な話である。

IMGP4742_R.jpg

今朝はいつもより早く5時前から歩き始めた。
一定の間隔で橙色の街灯が並び、バイク大国なので車道と分離されたバイク車線があり、とても歩きやすい。しかし本当にバイクが多い国だ。


24キロ歩いてサイゴンへ。
ベトナム戦争後、ホーチミンと名を変えたベトナム最大の都市。
ベトナム戦争なんて自分が生まれる前の話。
世界中でサイゴン陥落が報道された時代の事など本で読んだ程度の知識しかないけど、サイゴンという響きの方が好きだし、こちらではむしろサイゴンの方が通じる。

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