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ALKINIST -あるきにすと- 出国拒否

出国拒否 

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ラオスに入った。


クラクションはもう響かず、ムチャな運転をする人もいない。
穏やかでとても快適だ。

立小便をする人も全くいなくなった。
やっと現れた立小便をする男を見て「ベトナム人みたいな品のない奴だ」と思ったら、近くにベトナムナンバーの車があった。やはりあなた達か。

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ベトナムほど人口密度は高くないので、テントを張れる場所を探すのは簡単だ。



たまに目にするタイナンバーのトラックを見ると懐かしさを感じ、なぜここにという驚きもあったけど、ベトナムよりタイの方が近い所にいるのだと気付いたのはラオス入国3日目。

タイからカンボジア、ベトナムを経てラオスまで達したわけだが、再びタイに迫っている。

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東南アジアの地形をよく把握しておらず、自分でもその都度地図を確認しないと分からないのだけど、改めて地図を確認してみるとこんな感じか。


対岸はタイ。
前日までそんな事は全く考えていなかったのに、サワンナケートの街には寄らず、メコン川に架かっている橋へ向かった。

橋を徒歩で渡れるかは不確かだったが、誰かに止められる事もなくイミグレまで歩く事ができ、パスポートに出国スタンプが押され、「いける」と思ったのはほんの一瞬の事。
パスポートは返されないままどこかに電話をかけ始め、上司らしき人がやって来て「徒歩、自転車などで橋を渡る事はできない」と言った。


「ここまで4年歩いているので歩かせてくれ」なんていうのはこちらの勝手な言い分であると十分に承知しているが、橋を渡れる可能性につながるのであればと説明。
対応してくれた職員は建物に戻り、協議してくれたようだけど最初の言葉が覆る事はなかった。

「徒歩でタイへ渡りたいならビエンチャンまで歩き、そこからタイへ入国できる」という彼に「ビエンチャンは遠すぎる」と言ってみたが、「これまでの4年に比べたら近いものではないか」と返され、これ以上何も反論できなかった。

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出国スタンプが押されたパスポートには「CANCELLED」と押され、徒歩での出国拒否、出国キャンセルされてしまった。



久々にサイクリストと会った。

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フランス人とドイツ人サイクリスト。
うち2人はシェムリアップで自転車を購入し、荷台にバックパックを載せて走っている。

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しばらく歩いたところでニャチャンで出会った彼らと3週間振りの再会。
ベトナムの高地からラオスへ入り、中国へ向けて北上中。