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ALKINIST -あるきにすと- シルクロードで感じる春

シルクロードで感じる春 

好きな季節を問われれば、春と答える。

生物が行動を開始する春。
花咲き乱れる春。
穏やかな春。
新たな生活が始まる春。

何より冬の終わりを告げてくれる事が嬉しい。


氷点下の雪山を下りれば、そこは夏を思わせるような強烈な陽射し。

「春を通り越すとは何事か」

と憤慨していたのも束の間。
張掖辺りから穏やかな気候に落ち着いている。
やはり冬の後は春なんだと、そんな当たり前の事が何だか嬉しくもあり。


さて、現在歩いているシルクロード。
色とりどりのチューリップが咲き乱れるどころか、生命の存在を拒むかの様な乾いた茶色い台地が延々と続いている。

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春の気配ゼロ。

張掖手前で物凄い強風に襲われるも、あんなの春一番どころか台風一号としか思えず。

シルクロードで感じる春と言えば、時折見かける畑を耕したり、農作業をしている人々の姿くらい。
こんな乾いた土地で一体何を作っているのかは定かでないけれど。
それでも、牛やロバを使っての耕作を目にすれば、春の訪れを感じずにはいられない。

で、今回目にしたのがこちら。

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ラクダ。

シルクロードと言えばラクダ。
シルクロードで見た初めてのラクダ。

ラクダを見て喜ぶような年でもないけれど、正直なところ、シルクロードで見るラクダは無性に嬉しい。

農作業にラクダ。
春の訪れを感じるのと共に、ここはシルクロードなんだなと改めて思ってしまう。

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