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ALKINIST -あるきにすと- Mae Sai

Mae Sai 

チェンマイを出発した日に1000メートルの峠を越えた。

標高1000メートルで迎えた翌朝以来、朝夕の冷え込みが厳しくなった。
現時点では500メートルまで下っているのに、相変わらずの寒さ。
まだ暗い日の出前から歩き始め、歩行開始後しばらくは寒さに震えながら歩いている。

山に囲まれた地形というのが最大の理由だと思うけど、ひたすら北上している事も関係あるのだろうか。

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タイの北端の町メーサイに達した。
国道1号線の果て、この先はミャンマーだ。

タイを縦断したわけではないけど、南端のマレーシアとの国境から入国し、北端に達する事ができたというのはそれなりに達成感を感じ、嬉しいものであった。

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33カ国目はミャンマー。



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川を境界にタイ、ミャンマー、ラオスの3国が国境を接するゴールデントライアングル。
かつては世界最大の麻薬・覚醒剤密造地帯も今はただの観光地。

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タイ側から見る夜のラオス。
真っ暗闇の中にカジノのネオンだけが浮かび上がっていた。
タイ側は延々と橙色の街灯が並んでいる。
以前ラオスのメコン川沿いを歩いていた時、真っ暗なラオスからタイの街灯を目にし、うらやましく思ったものだけど、国力の差は明らかだ。

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リヤカーを引いてカレン族の集落へ行ってみた。

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子供達。

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17歳。美人です。

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親子。


最初に目にしたカレン族は田舎の小道をバイクに3人乗りしている人達だった。
バイクに乗り、携帯電話を持ち、年頃の女の子は化粧をしマニキュアを塗り、自分が抱いていた少数民族の理想像は崩れた。
しかし、手を合わせてお礼を伝えたら、同じ様に手を合わせ「どういたしまして」と返してくれたり、決して排他的ではなく、よそ者に対して無愛想でもなく、独自の伝統や文化を守りつつも新しいものを取り入れ、自分達となんら変わりのない人達だった。

ここを訪れたのは全くの偶然だったけど、それが分かっただけでも来た甲斐はあった。