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ALKINIST -あるきにすと- 石亭

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石亭 

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前日に続き、省道313号線を歩き、石亭という町に到着。
町外れの食堂で昼食をとることにした。


メニューがあれば楽に注文できるけど、そんなものはないので口頭もしくは筆談で注文する事になる。
名前を知っている中華料理は限られるが、チンジャオロースを注文。
しかし発音が悪く、伝わらず。この前は通じたのに。

そんな時は筆談となるが、青と肉は分かるけど、漢字で青椒肉絲と書く事ができないのであきらめる。

ならばと炒面を口頭、筆談で伝えるが、「没有(ない)」とあっさり撃沈。
マーボー豆腐のマーボーも漢字で書けないし、魚香茄子など魚香系、土豆肉炒など、選択肢は狭まっていき、回鍋肉と言ってみたら「有」との答えも予算の3倍なので却下。

結局10元で食べれるものと注文。
おばちゃんが何を言っているのか全く分からなかったけど、注文する事ができた。

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紙がなく、手のひらに書き続けたのでこんな状態に。

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10元のものと伝え、何が出てくるのか分からなかったけど、卵とピーマンの炒めものが出てきた。ご飯は食べ放題だし、十分過ぎる量。

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その後はまさかの回鍋肉の登場。
「金は要らないから食え」と言われたけど、すでに満腹なのですが。
「ビールも飲め」と言われた。まだ歩かないといけないのですと思いつつも誘惑に負けて飲んでしまう。

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少し多めにお金を置いていこうと思ったけど「そんなもの受け取れねーよ」と店主。
せめて10元だけでもと渡そうとしたけど「受け取れねー受け取れねー」の一点張り。
そういえば2009年も同じ事が何度かあったな。

彼らに対しできる事は何もなくて、中国語で書かれた自分についての記事を読んでもらい、感謝の言葉を書き残してきたのみ。

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さらに歩いた所で食堂に居合わせたこちらの方が何やらよく分からぬ中国語で話しかけてきて、100元札を渡してきた。
「お金はあるので大丈夫」と財布を見せ、丁重に断るも、「靴がぼろいから新しいのを買いなさい」と結局は100元札を握らされていた。
100元って日本円だと1600円くらいだけど、中国では1万円くらいの感覚。

謝謝としか言えず。


飯をタダで食えたとか、お金をもらったとか、そんな事はどうでも良くて、本当に彼らの気持ちがありがたくて、優しさが心に沁みた。



人にやさしくされた時 自分の小ささを知りました


そんな歌詞を思い出す。

中国人に対しアホとかクソとか思う事が多々あるけど、そんな事を思う自分を恥じたり、いやでもアホでクソな奴がいるのは確かだなと思ったり。


今朝、道脇におばあちゃんが座っていて、なぜか半ケツで、そこから変な液体が流れていたけど、そんな時にトイレットペーパーを差し出せる人間になろうと思います。

なんて事を考え、感謝しながら歩くこと30キロ。
目指していた街は目前という所で雨が降り始めた。
街は近いし、レインウェアの着用は面倒なので雨に打たれ歩いていたら、前方に車が停車。

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食堂の店主で傘とビールを渡してくれた。


中国でこういう情に厚い人達と出会い、心に響くものがある。
期待していなかった分余計に。最悪に近い関係の今だから余計に。

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