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ALKINIST -あるきにすと- REPAIRED IN TAIWAN

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REPAIRED IN TAIWAN 

空港に降り立った飛行機から見る台湾桃園空港という文字、空港内のあらゆる場所で目にする漢字、中国人と何ら変わらぬ見た目の人達。台湾へやって来た事を実感。

台湾の第一印象は不快に感じる予想以上の暑さだった。
冷房の効いた空港から出れば、深夜だというのに湿度が高くじめじめとした熱気に身を包まれた。日本の夏を思わせる暑さだ。
標高1500メートル、冷涼な気候のバギオから来れば尚更暑さを感じる。

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台湾にて空港まで迎えに来てくれたジェフと再会。謝謝。

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到着翌日はリヤカー修理のため、ジェフの伝を頼りに動き回る。


リヤカーを直すために必要な部品があった。
しかし日本の様にアルミリヤカーが流通している訳ではないし、日本で同じ部品を入手するにしても、製造元のナガノさん以外からの入手は難しいだろう。

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ジェフの知り合いの職人、さらに別の職人、その職人の知り合いの職人の元へ走り、アドバイスなどをいただき、まずはアルミ材を入手した。

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そして加工。

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破損した部分を見て、何が必要か、どうやって作るかを判断。
そして一から部品を作り上げる。

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今度は加工した部品を持って、溶接工場へ向かう。
夫婦で切り盛りする町工場のような所だ。
何度も何度も入念に確認しながら、これ以上は無理だろうというくらいに溶接修理。
扇風機が2台あるだけの所で何もしていなくても体中から汗が流れる。
溶接してくれた職人さんはさらにものすごい汗だったとは言うまでもない。

お金は受け取ってもらえなかった。
台湾では機会があれば大震災の多額の義捐金への感謝を伝えたくも思っていたけど、それどころではなく早速自分がお世話になり「謝謝、謝謝」と感謝を伝える毎日。

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色々な人にアドバイスなどをいただき、アルミ材の入手に部品の加工、溶接。
2日がかりではあったが、多くの方々の助けがあってリヤカーは復活した。

ロシアで車輪の入手に奔走した事があったけれど、あの時も結局自分は何も出来ずに多くの方々の助けがあって窮地を脱した。ウクライナやトルコの職人にも助けられた。
それ以外でも常に助けられて助けられて助けられまくっている。
地球一周を歩き抜いたのは自分の足だけど、彼らの助けなしではあり得なかったなと改めて思う。


リヤカーに"MADE IN JAPAN"とあるのを見てジェフは言った。


"REPAIRED IN TAIWAN"


多くの人が関わり、職人の汗が沁みこんだリヤカー。
一歩ずつ大切に刻みたい。

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