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ALKINIST -あるきにすと- 梨山4日目

梨山4日目 

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とても穏やかな朝だった。
お礼を伝え、3日間もお世話になった梨山警察を出発。
色々とお世話になりました。謝謝、梨山警察。

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この区間は夜間は通行止めになるらしい。

暖かな陽射しを浴びながら歩いていたら、「この先は土砂崩れで先へ進めないぞ」と2度声をかけられた。
一昨日パトロールに同行させていただいた時と比べたら天気はもちろん川の水量も安定しているが、ところどころで落石が見られた。

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土砂崩れ現場が見えてきた。
台風前はこの茶色く土がむき出しになった所も他と同じように木があったらしい。

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さらに土砂崩れ現場に近付く。
道路復旧作業中。
土砂や石が落ちてきて、遠目から見ても危ないなと感じる。

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断崖絶壁。落ちたら終わり。
こんなところで土砂崩れが発生し、現在は懸命の復旧作業が行われ、そして自分はここを越えないと先へ進めない。

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11キロ歩いて現場に到着。
こちらに気付いた梨山警察の所長さんは両手で大きくバツ印を作った。
現在の進捗状況だと今日のうちにここを越える事はできないらしい。

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そんな説明をされるまでもなく、実際にこの現場を目にすれば明白。
無理にここを越えようなんて考える事はできない。凄まじい現場だった。


「ゴーホーム」
車を指差し、笑いながら所長さんは言った。

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ゴーホーム、すなわちそれは梨山の派出所に戻るという事である。


「歩けるようになるのは明天?后天?」
中国語と英語とジェスチャーを交えて復路の車内で会話。

先へ進むにはこの道以外になく、残されたルートは来た道を引き返すのみ。
懸命の道路復旧作業がされていて、それを待つのみなので、今ここで引き返す勇気云々なんて事を考える必要は全くない。

早くて明日の午後、最悪明後日になる事も覚悟しているけど、急がない。焦らない。
ただいま梨山警察。温かく迎えてくれてありがとうございます。