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ALKINIST -あるきにすと- Metema

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Metema 

ハルツーム以北の砂漠地帯と比べたら魅力は乏しく、交通量は多く道は狭く、1日の余裕もないビザ期限に追われながらの歩行は面白いものではなかったがエチオピア国境までの570キロを10日で歩き抜けた。

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一面褐色だった景色から少しずつ変化していき、砂漠では土壁だった家々も茅葺き屋根に変わり、アフリカ色が濃くなっていった。
やはりこの変化をゆっくりと肌で感じれるのが徒歩の魅力か。

砂漠地帯を歩き抜き、有人地帯になったかと思いきや砂漠並に水の確保は難しく、思う事も色々とあった。

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一つだけ言うならこの水を飲めないならアフリカを歩こうなんて考えるなって事か。


1ヵ月で1500キロを歩くというハードな日々ではあったけどビザ切れ当日にエチオピアとの国境に到着。
「観光地」という意味での見どころは乏しく、多くの旅行者は足早に通り過ぎていくようだけどもったいないなと思う。自分もまたビザ期限に追われて足早に駆け抜けていったわけだが、スーダンの自然や人は濃厚な経験を与えてくれ、学ばせてくれ、本当に良い国だった。

黒人に紛れてエチオピアへと続く一本道を歩いていけば、自分一人だけが呼び止められてスーダンの出国手続き、そしてエチオピアへの入国手続き。
周りの連中はパスポートチェックも荷物チェックも一切なし。自由に往来する彼らにとって国境を越えるなんて特別な事ではなく、日常の一コマでしかないのだろう。

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国境を越えてエチオピア側にあるメテマに宿をとった。
10年前にアフリカを訪れた時もここで一泊した。本来なら記憶に残る事のないはずの小さな国境の町だが、その夜はアテネオリンピックの開会式があり真っ暗闇の中テレビに群がるエチオピア人と共に過ごしたことをよく覚えている。
当時の写真を見てみたら未舗装路でアフリカの片田舎という感じだが、ずいぶんと立派な町になっている気がした。

エチオピアに入った途端、言葉や文字、通貨が変わり、スーダンでは禁止されていたアルコールも売られている。
特に禁酒を意識していたわけではないけど、カイロを発って以来2カ月少しアルコールを口にしていなかった。
2カ月も酒なしなんて聖人になった気分だが、よく考えてみたら富士山に2カ月籠っていた時も酒なしだった。今年は1年のうち4カ月も酒なし生活だったのか。

スーダンでの疲れをとるべくメテマでは1日休養した。
さっそく公用語のアムハラ語を覚える。
ありがとうはアムスギナルフ、いくらですかはワゴーシントヌー。

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