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ALKINIST -あるきにすと- Addis Ababa

Addis Ababa 

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峠の最高地点に達した時、眼下にアディスアベバの街が広がった。ふぅやっと着いたか。
ここからはひたすら下り、2時間程歩いて安宿が集まるピアッサという地区へ。

さすがは首都。
皆きれいな服を着ているし、裸足で歩いている人も我が物顔で歩く家畜もいない。
何より無遠慮に突き刺すような視線をあまり感じなくなった。
田舎では数冊の教科書やノートを手で持って登下校する学生が多かったけど、アディスアベバの学生はリュックを背負い、外国人を見たからといってバカ騒ぎをする事もない。どことなく上品で教養があり洗練されている気がする。

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これから数日拠点となる宿。


10年振りに訪れるアディスアベバ。
しかし記憶は曖昧であり、まずは地図を見て宿周辺の通りやレストランなどの位置関係を頭に入れてみる。
そして翌朝、それをなぞるかのように歩いてみれば10年前と変わらぬ景色があったり、当時の記憶が少しずつ蘇ってきた。

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まずは10年前にも通ったコーヒー店TOMOCAへ足を運ぶ。
アジスアベバで最も人気のあるコーヒー店。その人気は今も健在。

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大晦日なので休館しているはずだけど、年明けのケニアビザ申請に備え、大使館の場所を下見。
守衛に「さすがに今日は開いていませんよね」と話しかけてみれば、ボディチェックを受けた後、中へ通されまさかのビザ申請。
ビザの即日取得はできず、受け取りは年明けになるものの、予定外の展開であった。
日本のケニア大使館は12月18日から1月5日までビザ申請を受け付けていないというのに駐アディス大使館は働き者である。

もっともこれは大使館がある国の慣例に倣い定められた休みなのだろうけど。
日本では年末年始が重要だが、欧米だとクリスマスや感謝祭の方が大きな意味を持つし、イスラム圏だと断食明けや犠牲祭、中華圏では旧正月が最も重要な日。
で、エチオピアで重要なのはいつなのかというと1月7日、エチオピア正教会のクリスマス。

大晦日や元日は大きな意味を持たず、新たな年を迎え、街を歩いてみても特別変わったものはなし。
さすがに元日はレストランなど閉まるだろうとインスタントラーメンを食べるつもりでいたけど、レストランに商店、さらには銀行までもが通常営業なのには驚いた。

こんな感じで2015年はアディスアベバから始まった。