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ALKINIST -あるきにすと- マドルガピーク

マドルガピーク 

うろ覚えで曖昧な記憶ではあるけれど、
昔、西安からローマまで、シルクロードを走って旅をされた方がいて、
何度もランニングシューズを修理しながら、一足のシューズで走り抜けられたとか。

そんな話を聞けば、かっこいいなあと思ってしまう。
何がかっこいいって、一足のシューズで走り抜いたって事が。

今回の計画を準備しながら思ったのが、一足の靴でユーラシア大陸を歩き抜けたらという事。
ボロボロになった靴を何度も何度も修理しながら歩き抜けたらと。
何千キロもの距離を共に歩けば、当然愛着は沸くだろうし、消耗品とは考えたくはない。

影響されやすいんです。

上海から歩くこと約4000キロ。
そんな過酷な旅を支えてくれているのが、コロンビア・マドルガピーク。

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ゴアテックス仕様のため、雪や雨の中でも足を濡らす事なく安心して歩く事ができるし、
トレッキングシューズだから未舗装の道路だったり、山道も問題なく歩けてしまう。

ソックスやインソールも素晴らしい物を使う事ができ、これら3点が生み出す相乗効果は特筆すべきものがある。

しかしながら4000キロもの距離を歩けば、少しずつ傷み始めるのも当然の事。
ここ最近、特に気になっており、そろそろ修理が必要かなと考えた。

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そして訪れたのがトルファンのバザール。

もうここまで来ると、市場なんて表現は似合わない。
ウイグル帽や色鮮やかな絨毯を売る店、ポロにケバブ、サムサ、マントゥの屋台など、シルクロード的雰囲気、香りが漂っている。

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そんなバザールの人ごみを掻き分けながら、靴修理の職人が集まる一角へと向かった。
今回はウイグル人の職人さんにお願いする事に。

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待つ事十数分。


靴底に釘を打ち付けられた時は、体の中にボルトを入れられるような錯覚に陥ったけど、今後も一緒に歩くためには仕方のない事。

蘇ったマドルガピーク。

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今後もよろしくお願いします。