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ALKINIST -あるきにすと- 長丁場

長丁場 

タンザニアのムベヤに滞在中、スーダンで出会ったサイクリスト・ジョンソンから「ケープタウンに着いたよ」と報告メールがあった。
返信ついでに「ザンビアはどうだった?」と尋ねてみれば「難しい事は何一つなかったけど、長く、とても退屈なサイクリングだった」とジョンソン。

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ザンビアを訪れた事のある数人の知人にも感想を尋ねていたけど、「つまらなかった」と皆が口を揃える国ザンビアに入国。

ようやくタンザニアのクソドライバー共とお別れかと思いきや、ザンビアでも数えきれないくらいのタンザニアのトラックが走っていて頭が痛くなった。ザンビアは内陸国なので、タンザニアからガソリンなどを輸送しているらしい。うーむ……。

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で、このタンザニアのトラック共は相変わらず猛スピードで突っ走る連中で、路面状態など良くなかった国境からの3日でこんな光景を見ること4度。
全てタンザニアナンバー、さすがタンザニアドライバー。
タンザニアではライオンなど肉食獣より交通事故に注意するべきである。

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景色の変化も少なく、皆の言う通り、とても退屈なザンビア。村や商店、食堂もタンザニアと比べたら激減。
足を止めたいと思う場所はないし、ザンビアビザの日数もギリギリ。ビザに関しては無料で簡単に延長できるらしいけど、わずか数日のためにイミグレーションオフィスの場所を調べ、出向くという手間が面倒。

そんなわけで結局ムベヤから18日連続歩行、1125キロを歩き続けた。
1100キロってどんな距離だろうと調べてみれば、青森市から神戸市への距離に相当する。


ユーラシア大陸横断時、イタリアのベネチアからフランスのピュイローランという町まで1000キロ超を歩いた事があった。あの時はニースのバーでワールドカップをテレビ観戦したり、マクドナルドで数時間足を止めたりしたものだけど、今回はがっつりと歩くだけの毎日。

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タンザニアではタボラまで13日、ムベヤまで10日を歩き続けたけど、宿なし、風呂なしの18日間。7、8日目辺りが精神的にきつかった。もちろん肉体の疲労も半端ない。

これからケープタウンまで400~500キロ歩いて、1、2日休むというパターンが多くなる。
さすがに今回のような長丁場はもうないけれど、とにかく疲れた。その一言に尽きる。