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ALKINIST -あるきにすと- 4000キロ振りの再会

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4000キロ振りの再会 

夕方、リビングストンの町を歩いていたら日本語で声をかけられた。
顔を上げてみれば、明確に覚えのある男性が目の前に立っており、「なぜあなたがここに」と頭が混乱し、戸惑う。
目の前の彼も同じ様に戸惑っていたと思う。

「ここまで歩いてきたんですか」と彼は言った。

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彼と出会ったのは少数民の村を巡っていた2月初めのエチオピア。
警察と些細なトラブルがあって苛立ちながらチェックインしたディメカという小さな町の宿だった。
翌日自分はトゥルミという町まで歩いていき、宿でゆっくりしていたら、バイクタクシーを雇って同じくトゥルミへやって来た彼と再会。話をしてみればエチオピアに派遣された青年海外協力隊の隊員だった。

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ちなみにこの日トゥルミではハマル族の成人の儀式があった。


その翌朝、土煙の舞うメインストリートでいつやって来るのか分からぬバスを待つ彼と握手をしたところまではっきりと覚えている。その後自分はさらに西のオモラテという僻地を目指し、彼はショートトリップを終え、任地へと戻っていったのだった。


で、エチオピアにいるはずの彼がなぜザンビアのリビングストンにいるんだと混乱するのは至極当然の事なのである。
一応メールアドレスなどは交換していたけど、一度も連絡を取った事がなかったし。
彼曰くプライベートな旅行であって、こちらの所在地なども全く把握していなかったらしい。

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それにしてもトゥルミから3カ月半、4000キロ近くも離れたザンビアで再会するとは……。
3カ月半で出会った日本人はウガンダの孤児院ニュートピアにてカマウさん、ボランティアなど計3人のみ。

いやエジプトを発って以来出会った日本人を思い浮かべると、アモーレ丸山氏、共同通信の記者、カイロで旅行者2人、ニュートピアでカマウさんなど3人、そしてこの協力隊員と友人の女性。
日本人と会う事は非常に稀なのだが、エチオピアとザンビアで2度も会うなんてどんな確率なのかと、驚いたわけである。

昨夕に続き今日もスーパーで彼と出会ったのだが、もしかして相性抜群なのだろうか。

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トゥルミから4000キロか……。
同じアフリカとはいえ、品揃え豊富な外資系スーパーがあって、ネクタイを締めたビジネスマンが歩いていて、道はしっかりと舗装されている環境下にいる現在。かつての日常はすっかり非日常となり、遥か遠く。
しかしながら独自のアイデンティティを守りながら暮らす少数民族の世界と陸続きでつながっている事に深い感慨を覚えるのである。

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