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ALKINIST -あるきにすと- 一国三景、時々二景、稀に一景

一国三景、時々二景、稀に一景 

■エジプト


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当初予定していたルート上で1カ月半前に武装グループによって軍の検問所が襲われ21人の兵士が死亡した。
そんな事を知ったのが日本を発つ3日前。同ルートを歩くのはリスクが高く、歩行を制限される可能性もある。急遽別ルートを探し、東方砂漠を南下する事に。


■スーダン

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砂漠での出会いは11月。
バイクのオランダ人は大晦日、ミニクーパーのデンマーク人は2月中旬にケープタウンに到着したとの事。3日後にはサイクリストと出会い、彼らは4月にケープタウン着。
さらに3ヵ月半遅れてリヤカーはケープタウンに達した。

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飲料水。


■エチオピア

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2カ月半と最も長く滞在した国。
チャイを飲んでいた時、テントを張っていた時などなど、常にたくさんの人に囲まれる。
「マネーマネー」と欲望剥き出しの子供達には何度も石を投げられ、毎日の様にキレていた。
少数民族が暮らす南部はとても面白く、良くも悪くも人間が印象だった国。


■ケニア

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エチオピア・ケニア国境

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最も過酷だったトゥルカナ湖ルート。
あまりに暑いので10時以降は歩く事ができず、木陰で横になるが、陰にいても温度計は40度を表示。直射日光下だと50度。
絶えず熱風が吹き付けるので、体力を奪われ、全く休憩にならない。
砂漠の様に深い砂の中にタイヤが埋まり、20キロも歩けない日が数日続く。


■ウガンダ

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赤道を通過。南半球へ。

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アフリカで最も長居した場所はニュートピアという小さな孤児院、学校だった。


■タンザニア

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タンザニアでは雨季につかまった。
キリマンジャロやザンジバル島、サファリツアーなど観光地とは無縁な中央部を縦断。
約500キロの未舗装路があり、降雨後にはぬかるみ、大きな水たまりができる。
タンザニアのドライバーは歩行者がいようがスピードを落とす事なく水たまりの中に突っ込んでいく世界最低レベルの運転マナーだった。


■ザンビア

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変化の乏しい退屈な景色と野生の象。


■ジンバブエ

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象の恐怖は続く。親切な人が多く再訪したい国。


■ボツワナ

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ザンビア以南の歩行は面白いものではなかったが、ボツワナもまた同じ。
「肉食獣が生息するので歩くのはやめた方がいい」という現地人の助言に従い、アフリカで最も楽しみにしていたボツワナ北部を回避。
歩いているとやたらと車が止まり、声をかけられた。ボツワナ人への印象もすこぶる良い。


■南アフリカ

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田舎はのどかなのだけど、無事に歩けるか否か、全ては運次第。
アフリカは思っていたよりずっと安全だったが、南アフリカの治安は噂通りのものだった。


アフリカでの総歩行距離は11000キロ。
エジプト~ウガンダ、タンザニア~南アフリカの距離はほぼ同じなのだが、ウガンダまで6カ月半をかけて歩いたのに対し、タンザニア以南は4カ月で歩き抜いた。

南部アフリカは延々と舗装路が続き、インフラも整っており、大型スーパーにはモノが溢れている。
おかげでパンクの回数も減ったし、ホットシャワーを浴びる事ができるし、水だって透明だ。スーパーに入る度に心が躍るのも確かだけど、楽すぎて物足りない環境だった。
どちらが楽しかったかというのは言うまでもない。