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ALKINIST -あるきにすと- ルート40

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ルート40 



エスケルのキャンプ場は安く、居心地良かった。
もう数日ゆっくりしたいところだったが、クリスマスまでにバリローチェへ行きたかったので1日休んで出発。
エスケルから10数キロ歩いたところでぺリト・モレノ以来久々のルート40が現れた。

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やたらとこの標識が現れる。
ボリビアとの国境からパタゴニア南部までルート40の総距離は5000キロ。
個人的にパタゴニアの象徴の一つとして大きな青い空と見渡す限りのパンパが挙げられると思うのだが、カラファテからぺリト・モレノまでのルート40がまさにその景色だった。

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ひたすらパンパが続くものと思っていたけど、山があり、湖が現れ、アウストラルのような林道まであったり、予想外に景色が良かった。

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水の補給も容易である。

南半球では夏になり、北上し続けているのでパタゴニア南部と比べたらかなり気温が上昇している。
昼食にサンドウィッチを作るため、ハムとチーズを常温で持ち歩いているのだが、そろそろやばいかなと思い始めている。
エスケルを出てからの2日は快晴が続き、特に暑く、チーズが溶けて少し変色していた。「曇れ、曇れ」と念じる。

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祈りが通じてその後の3日は厚い雲が空を覆い、時には雨が降り、寒さのあまりダウンジャケットを着て、指先がかじかみという感じだった。
気温が低くなるのはありがたいのだけど、やはり曇りの日は景色がイマイチで、雨の日は最悪で、気持ちも180度違ってくる。
さすがに3日連続で朝から空がどんよりとしていれば大きな溜め息を吐く。

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アウストラルを離れ、アルゼンチンに入ってはサイクリストを見る事は少なくなった。
3台くらい見ただけ。

このバイクはコロンビア人。
フエゴ島を歩いていた時もコロンビア人の車に声をかけられたし、南アフリカの喜望峰でもコロンビア人と会った。
ボリビア、ペルー、エクアドルの人とは会った事がないのにコロンビア人との遭遇率は高い。
「エクアドルを目指している」と話すと、「コロンビアは?」と聞かれるので返答に少し困る。

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「コーヒーを飲むか?」と声をかけてきたエドワード。
助手席でコーヒーをいただいた。
彼は良い人だったが、平和なパタゴニアはもう終わりなわけで、これから先、人を信用し過ぎるのも命取りになりかねないなと思う。

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差し入れをくれた人達。
この後、ボロイ車が止まり、声をかけられたのだけど、「どこで寝てるんだ?」とか「金はあるのか?」と尋ねられる。金の事を聞かれると身構えてしまう。
見た目も怪しく、この日のテントはいつも以上に気を使ったけど問題なかった。
髭伸ばしっぱなしの怪しげなリヤカー引きに「怪しい」なんて疑いをかけられ、彼も遺憾の意を表明したいでしょうけど。

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とにかく今はこれまで以上に集中して、気を抜かないようにしようと思っているのである。

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