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ALKINIST -あるきにすと- 初歩き

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初歩き 

3泊だけのつもりだったのに、延泊を重ねて8泊。
歩行意欲を失い、2015年の歩行はあきらめ、年明けから新たな気持ちで歩こうと考える。
11泊していたオーストラリア人のトビンも新年早々に移動すると言うし、ドイツ人も次の町へ向かうらしい。
あまりに宿の居心地が良く、腰が重くなっていたけど、他の人達も出発するというならバリローチェでの滞在に終止符を打てそうだ。

日付が変わり、2016年を迎えた。
ソファでうとうととしていたら、「飲みに行くぞ」とトビンとドイツ人に誘われ、他の宿泊客と湖畔のバーへ向かう。
念のため「明日出発するんだよね?」とトビンに尋ねると、「もちろんだ」と彼は言い、「起きれるの?」とドイツ人に聞けば「朝まで寝ないから大丈夫」と言った。

その返答に「おいおい」と思った。彼らは移動中に寝ればいいけど、自分の場合そうはいかない。一足早く、といっても3時だったが、宿へ戻る。
寝坊したなら延泊するのも悪くないと思っていたが、7時前に目を覚まし、出発準備。
荷物を運んでいると、慌ただしくやって来たトビンとガッチリと固い握手。バスの時間ギリギリなのか、駆け足で宿を出ていった。



バリローチェ脱出、2016年初歩行。

DSC_6234_R.jpg

30キロ程歩いたところでバリローチェの宿のスタッフ・シルビアと遭遇。
バリローチェからのルートは当初考えていた道ではなく、未舗装区間が長くなるけど彼女お勧めの道を進んでいた。

DSC_6255_R.jpg

さらに10キロ歩いたところで川沿いでアサード(バーベキュー)をしていたエルナンファミリーから「肉を食ってけ」と声がかかり、足止め。結局ここにテントを張る事に。

牛肉消費量世界一の国なだけあって、休日は屋外でモクモクと立ち昇るアサードの煙を度々目にするけど、新年からアサードとはさすがはアルゼンチン。
「もっと食え」と勧めてくれるのだけど、暑さのせいであまり食が進まない。
北上しているからか、1月に入ったからか、理由は定かでないけれど、確実に暑さが増した。肉よりも氷の入った飲み物がありがたい。
釣りをして、マテ茶を皆と回し飲みしてゆっくりと過ごす。

DSC_6289_R.jpg

色々と残して、エルナンファミリーはバリローチェへ。
2016年最初の夕食は具が玉葱だけのスパゲティの予定だったけど、一転して豪華な夕食となった。

GOPR0688_R.jpg

翌日から2日かけて歩いたシルビアお勧めの絶景ルートだが、正直彼女が絶賛した湖沿いのルートはそれ程でもなかったが、そこへ至るまでの川沿いの道には尖った峰の山々が連なり、大満足の風景だった。

良い出会いにも恵まれ、出足好調の2016年。

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