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ALKINIST -あるきにすと- 西へ

西へ 



「もう一泊……」という誘惑に打ち勝ち、首都脱出。
交通量の多い大都市への出入りは憂鬱なのだけど、サンティアゴには自転車道や歩道があるのであっさりと郊外へ抜ける。

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10キロほど歩き、交通量が落ち着いたところで再びルート5。
ペルー国境までチリの南北を貫くハイウェイなので長い付き合いになるでしょう。

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ハム、チーズを携帯するには暑すぎてサンドウィッチを作れなくなったので、最近は米とサバ缶という昼食が多い。サバ缶の残りは夕食に回り、全く同じものを食べる。
夕食時に翌日昼食用の米も炊いておく。

チリ北部は砂漠地帯があり水の補給はとても難しい。
携帯する水は全て飲用とし調理用の水は持たない予定なので、今後ずっとサバ缶生活が続くものと思われる。
同じく水の補給が困難だったオーストラリアでもパンと缶詰生活だったが、缶詰の種類が豊富で美味しく、飽きる事はなかった。しかしチリでは選択肢が限られてしまう。

北か西か…。
ギリギリまでサンティアゴからの行き先について悩み、地図を睨みながらの食事。

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悩んだ末にルート5を外れ、西へ。
前回とは逆側のタイヤ、4200キロにして初パンク。

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道の両側には延々と有刺鉄線の柵が続き、テント設営場所を探すのに一苦労。

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サンティアゴからルート68を西進すれば短い距離をもっと楽に歩く事ができるのだが、歩行不可のトンネルがあり車に乗せられるため、あえて迂回路を選んだ。
しかしそこには山があり、延々と10キロも上り坂が続く。
ここ最近雲が空を覆う日が続いていたけど、こんな日に限って雲一つない快晴。
滝のように流れる汗を拭いながら、そこまでして人力での踏破にこだわるのかと思ったけど、こだわるのである。

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サンティアゴから2日半。
山を越えた先には太平洋がありました。