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ALKINIST -あるきにすと- 汐見荘10泊目

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汐見荘10泊目 



前日から読み始めていた「ロバと歩いた南米アンデス紀行」を読了。
著者は汐見荘にも立ち寄っている。この本は出版後に寄贈されたもので巻末にロバとの写真が貼られていた。

バリローチェ以南の実際に歩いた土地が出てくれば、その情景が鮮明に頭に浮かぶ。
著者が歩いたのは93年頃だが、フエゴ島のトルウインでエミリオさんというパン屋の男に招かれている。トルウインのパン屋といえばサイクリストを無償で泊めてくれるラ・ユニオンがあり、自分もお世話になった。
本文中に『ラ・ユニオン』という名前は出てこないが、あの小さな村に旅人を招くようなパン屋がいくつもあるとは思えず、その可能性は極めて高い。
20年も前から旅人に救いの手を差し伸べていた事に驚き、20年前と変わらぬものを見つけた事にささやかな喜びを感じる。

_DSC3177_R.jpg

前々日から作っていたチャーシュー丼を食べ、今後のルートについてあれこれ調べる。

この先アタカマ砂漠が待ち受けるが、懸念していた無補給区間は思っていた程長くはなくて、長くても200キロ程。400キロの無補給区間を覚悟していたので一安心。
チリからはボリビアへ入る予定。
30個の卵を4日で食い尽くした同宿のサイクリストに気になる事など尋ねておいた。
ちなみに彼はウユニ塩湖で道に迷っている。3日も彷徨い、遭難しかけたらしいのだが、そんな彼からの助言を鵜呑みにして良いのか悩ましい。


のんびり過ごしているだけなのにあっという間に時間は過ぎ去っていき、気が付けば夕方になっていた。1日を無為に過ごしてしまったようで焦りを覚える。
10日も足を止めている間に日照時間は短くなっている事に気付いた。
前日に続いて一歩も宿から出なかったなと思っていたら、同宿の人に誘われ、久々に宿の門をくぐり、ビーニャ中心部へ。

_DSC3175_R.jpg

向かった先はカジノ。ドレスコードはなく短パン、サンダル姿であるが、入り際に止められる事もなくすんなり中へ。ブラックジャックやポーカー、ルーレットのテーブルがいくつも並び、奥の方にはスロットマシンがずらり。
一世一代の大勝負をしに来たわけではなく、目的は両替。チリのATMでお金を引き出す際、4000ペソ、約6ドルという手数料を取られ、「高すぎるぞ」といつもぼやいていたのだが、カジノでカード決済して現金を得れば手数料はかからないらしい。

4000ペソを浮かすためにカジノへ行き、それ以上に大きなお金を失えば本末転倒なのだが、ブラックジャックのミニマムベットが5000ペソと安くはなかったので遊ぶ事なく宿へ戻る。
昔なら50ドルくらいは遊んで帰ってはずなのに、良くも悪くも保守的になった気がする。

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