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ALKINIST -あるきにすと- Qoyllor Ritti

Qoyllor Ritti 

バスを使い、3日早くクスコ入りしたのはコイヨリッティという祭を見に行くため。

クスコでは南米三大祭の一つインティライミが開かれるが、ショーと化していて全然面白くないというのが友人からの話。
その友人にペルーのおすすめを訊いたところ、返ってきたのがコイヨリッティというあまり知られていない祭だった。
開催日は5月から6月の満月。5000メートル級の山奥の、車が入れないようなところで野営しながら、数日間夜通し踊りまくる祭なのだとか。

ラパスで7年振りに会った二胡奏者ヨシさんは南米に3年滞在してる南米通で、彼にもペルーのおすすめを尋ねてみるとコイヨリッティを強く勧められた。知る人ぞ知る祭なのか。



クスコで数日分の食料を揃えた後、キャンプ道具を持って祭会場を目指す。
最寄りの村からは車道がないためアクセス方法は徒歩か馬。多くの現地人の中に紛れ、8キロを3時間かけて歩く。
途中パラパラと降っていた雨が雪へと変わった。
高度も4100メートルから4600メートルまで上昇。

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雪は次第に強さを増し、寒さに震えながら祭会場に到着。
テント設営場所を探し歩いていたら、クスコで日本語ガイドとして働いている人と出会い、彼のグループの近くにテントを張らせてもらう。
差し出された熱いコーヒーがとてもありがたい。グラシアス。

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簡易宿泊所はあるかもしれないけど、祭に参加する人達は数日間野営するのでテントや自炊道具を持参。
数えきれなくらいのテントが並ぶ光景は圧巻の一言。

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テントからの眺め。

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裏の丘からの眺め。
赤屋根の横長の建物が教会。
水色のビニールシートの屋根は簡易食堂や商店。ポツポツと見えるものは全てテント。
普段は教会がポツンと建っているだけの場所らしいけど、祭開催中は何十万の人々が集まるのだとか。

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色鮮やかなな衣装を身にまとった人達が音楽に合わせて踊る。
そんな光景を至る所で目にする事ができる。

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日没後は冷え込むので夜はあまり出歩かなかったけど、夜も踊りは続き、深夜あるいは明け方まで音楽が響き続けていた。