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ALKINIST -あるきにすと- Choquequirao

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Choquequirao 

マチュピチュへ向かう前、クスコ周辺の遺跡をツアーで回った。
自分で回るのと比べ、大きく料金は変わらないし、楽なので。

ツアー申込の際、その後向かうサルカンタイトレッキングについての情報も教えてもらえば、「きついのはわずかな区間だけであとは問題ない」との事。
続いて尋ねたのがチョケキラオという遺跡についてだったのだが「ベリーベリーハード」と旅行会社のお兄さんは言った。


インティライミの翌々日、そのチョケキラオへ向かう。
ナショナル・ジオグラフィックの「ベストトリップ2015」に選出されたチョケキラオだが、あまり知られていないのはアクセスがあまりに不便で訪れる人が多くないからか。
交通手段はなく、3000メートルの場所から1500メートルの谷底まで下り、逆側の谷を3000メートルまで上るという過酷な行程。
復路も同様のルートを歩き、チョケキラオを訪れるには4日が必要なのである。

ロープウェイの建設計画があり、もしできてしまえば多くの旅行者が殺到するだろうと聞いていたが、クスコでお会いしたガイドの方からその計画は中止になったと聞いた。



3000メートル地点より。
九十九折の道、谷底に川が見える。

この時点で日没間近の夕方だった。
ヘッドライトを頼りに闇の中を歩き、何とかキャンプ場に到着。

DSC_9881_R.jpg

2日目の朝。
キャンプ場からの景色。前日より600メートルくらい下り、谷底に近付いた。

DSC_9942_R.jpg

2時間程下り、谷底の橋に到着。
チェックポイントがあり、名前や国籍、パスポート番号を記入させられる。
その際、パラパラとページをめくってみたけど、国籍欄に「JAPAN」の文字はなかった。
アメリカ、フランスからの旅行者が多い。

DSC_9965_R.jpg

橋を渡り、逆側の谷を上り始めれば、ついさっきまで下ったジグザグ道が見えた。
復路はこの道を上らないといけないと思うと少しばかり憂鬱だ。

クスコ滞在中、キャンプ道具や食料を持ってトレッキングに出かけるのは4度目。
コイヨリッティにアウサンガテ、サルカンタイでの最高地点はいずれも4500メートル超。
空気が薄く、何度も足を止めて呼吸を整えたものだけど、今回の最高地点3000メートルという事で非常に楽。

しかし問題がいくつか。
往路は雲が多く問題なかったが復路はとても暑く、吸血虫にも悩まされた。

6時間程歩いて谷上に到着。

DSC_0090_R.jpg

夜に雨が降り、翌朝は霧に包まれた。
遺跡に向かっていると霧の中に段々畑が現れた。

DSC_0129_R.jpg

人が少ないのはいいけど、霧のため視界悪し。

DSC_0326_R.jpg

昼頃よりようやく青空が見え始めた。

DSC_0387_R.jpg

急斜面の段々畑。

DSC_0390_R.jpg

拡大。

DSC_0410_R.jpg

さらに拡大。
白い石でリャマが作られており、遊び心あふれている。

DSC_0583_R.jpg

この後ようやく遺跡の全景を眺める事ができたけど、すぐにまた霧に包まれた。
翌日、翌々日は雲一つない快晴で、悪天候の日に訪れてしまったタイミングの悪さを呪ったけど、今にして思えば霧の中のチョケキラオというのも天空遺跡らしく悪くはないかなと。

一緒に訪れた人は「思ったより良かった」との事だが、個人的には普通。
ゆっくり4泊5日をかけて行ったが、それだけの日数をかける価値があるのかというと何とも言えない。
しかしそれだけの苦労を要さなければ訪れる事ができないし、見る事の出来ない遺跡なのである。

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