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ALKINIST -あるきにすと- 南米大陸最大の難所

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南米大陸最大の難所 

南米大陸縦断計画当初より最も懸念していたのはアタカマ砂漠でもアンデス山脈越えでもなく、ペルー北部チクラヨ・ピウラ間の治安。
長い無人の砂漠地帯が続くこのルートはサイクリストが強盗に襲われる場所として有名であり、ここを避けるサイクリストも少なくない。ていうか避ける人の方が多いのではないか。

クスコでフランス人サイクリストと会ったのけど、アラスカから轍の後を刻み続けてきた彼でさえエクアドル国境からワラスまではバスで移動したと言っていた。
去年ここを走った英国人もいるが警察のエスコート付だった。

集大成の南米大陸、最後は無難に終わらせたいと考え、クスコ辺りまではバス移動する事を考えていたのだけど、最後の最後にそんな中途半端な事をしていいのかと自問。やはり足跡を途切れさせるわけにはいかないなと考える。
アンデス山脈を越えて砂漠地帯を回避する事もできるのだが、砂漠地帯に比べ距離は増えるし、ワスカランでの峠越えに疲れ、もうしばらく山はいいやという気分。


色々と悩んでいた時に知ったのがトムの存在だった。
リマでのんびり過ごしていた間に彼もリマに到着してしまい残念ながら路上で会う事はできなかったけど、トムは徒歩で南米を南下している。
早速彼にコンタクトをとってみれば、なんと砂漠地帯を歩いてきたのだとか。
「気候は素晴らしく、車が常に走っていて、道はフラット。テントも張りやすいし、何も問題なかった」とトム。その言葉に勇気づけられ、背中を後押ししてくれたのは確かである。

90年代に強盗が多発していたとは聞くけれど、自分の知る限りここ数年で襲われたサイクリストは1人だけであり、「強盗多発地帯」なんてフレーズが独り歩きしているのではないか。
90年代に比べ携帯電話は広く普及し、強盗にとってはメリットよりデメリットの方が大きいはず。いくらかの不安はあったけど、いけるんじゃないかという思いが日に日に増してきた。

問題があるとしたらそれは徒歩という機動力。
約200キロのこの区間を自転車なら1日半もあれば抜けられるはずだが、徒歩だと4日。
自転車の倍以上のリスクを背負う事になる。
リスクを軽減するにはここを少しでも早く抜ける事であり、先日試しに走ってみたのだけど、歩くのと走るのとでは全くの別物であり、わずか5分で断念。足の故障の恐れもあるし、走ったところで時速7キロ程度。いつも通りの時速5キロのスピードで砂漠地帯へ突入する。

最も危ないと考えているのはチクラヨ・ピウラ間だけど、トルヒーヨ・チクラヨ間も危ないのだとか……。


強盗に遭遇すればネタにして、セーフなら儲けもの。そんな感じに考えています。
アウト?セーフ?よよいのよい。

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