ブックマーク
ALKINIST -あるきにすと- Ghaguarfata

Ghaguarfata 

夜、雨が降った。
強い降りではないけど、起床時も雨。
この辺りは道がやや狭い事もあり、雨が降り薄暗い中を歩くのは危ないと判断。明るくなるまでテントで二度寝。



テントを張らせていただいたおばちゃんに挨拶して出発。
クリスチャンの彼女は十字を切って見送ってくれた。神のご加護を期待するも、すぐにタイヤの空気がない事に気付き、パンク修理。


雨は依然降っていたが、雨具は着用しない。
刺すような陽射しが照りつけていたペルー北部から一転、エクアドルに入ってからは連日の曇天、湿度が高くじわじわと汗が滲み出る不快な気候。ゴアテックスの雨具であっても身に着けたくはない。

DSC_1517_R.jpg

全く写真を撮る事のないまま、夕方Naranjalに到着。
宿はどこも10ドルとペルーに比べて宿代が高くなった。アルゼンチン、チリに比べたら全然安いのだが。
3往復かけて荷物を運び、リヤカーを折り畳みと宿に泊まるのは面倒だが、リヤカーごと敷地内へ運べるという素晴らしい宿だった。

DSC_1520_R.jpg

濡れたテントを乾かす。

DSC_1540_R.jpg

宿近くのパン屋はマルガリータは美味しいし、パンもまた絶品だった。
どうせなら長期滞在する時にあってほしかった。確実に毎日通ったはず。
食もまた一期一会か。

DSC_1564_R.jpg

エクアドルの道路には速度計が設置されている。
徒歩のスピードであっても表示。軽く走ってみたら8キロだったし、なかなか正確。

DSC_1588_R.jpg

ガソリンスタンドでテント泊。

DSC_1654_R.jpg

少しずつキトに近付いている。

DSC_1618_R.jpg

この辺りの道脇ではフルーツ屋をよく目にするようになった。
赤道に近く、高温多湿の気候から絶対にフルーツが美味しいという確信がある。
赤道直下という地理、気候に温厚な現地人、ボルネオによく似ているなと思う。

DSC_1623_R.jpg

以前商店でバナナを買った時は1本5セントだったが、ここでばら売りしているかは不確かなので50セント渡すとこれだけくれた。赤いやつは多分サービス。
品種が異なり、商店で買ったもののより小さいが味は断然こちらの方がいい。

町でを買いそびれた時、ラーメンを作る際の水がない時など、いつもならどうしようかと思うのだが、ここではバナナがあるから大丈夫かとなる。
沿海部では海産物が獲れるし、水も豊富なのでミネラルウォーター4リットルが1ドルと格安だし、フルーツも豊富で自然に恵まれた国だなと思う。

DSC_1554_R.jpg

この先のルートを確認した際、マンゴーに目がいき「絶対にうまいだろうな」と何度かちらちら見ていたら、マンゴーを2つくれた。

DSC_1666_R.jpg

別のフルーツ屋のおじさんからはバナナの差し入れ。

DSC_1685_R.jpg

テントを張らせてもらった村ではパパイヤをいただく。


「どこから歩いてきたんだ?」と村のおじさんに尋ねられたので、南米大陸の地図を広げ、ウシュアイアを指差せば当然ながら驚かれた。
普段南米大陸の地図を見る事など全くないのだが、改めてウシュアイアからエクアドルまでの軌跡を振り返ってみれば長い道のりだったなと思うのである。