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ALKINIST -あるきにすと- Palmar Norte

Palmar Norte 

パナマシティへと至る道は路肩がなかったり、狭かったり、工事区間が多かったり、歩きにくかったのだが、その後国境へ至る道は数年に及ぶ大規模な工事のおかげでとても快適だった。



コスタリカに入ると一転してこんな感じになる。
歩きにくいが、交通量は多くない。
道の両側に広がる鬱蒼とした緑は東南アジア、中でもボルネオ島を思い出させ、退屈だったパナマの景色に比べ、面白くなった。

国境から少し歩いたところで警察車両が停車。
職務質問なんていつ以来だろうってくらい久々の職質。
本当にいつ以来だろう。中南米では記憶がないし、アフリカでもなかった気がする。
コスタリカは中米で最も安全な国なのだが、早くもその片鱗を見せつけられたかのよう。
パスポートチェックの後も警官は荷物に興味を示し、面倒だなと思ったので、「マリファナとか持ってないから」と言ったら、即解放される。

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職質後、しばらく歩いたところで激しい雨。バス停に逃げ込む。

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中米は5月から10月までが雨季。タイミング悪すぎるとしか言えない。
東南アジアの雨季のように雨が降る時間が決まっているならまだいいのだけど、中米の雨は不規則なのでとても厄介。

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コスタリカ初日のテントは橋の下。
雨宿りを終え、歩行再開後も雨が降り、夜間の雨が心配。あと前夜の雨で濡れたテントを乾かす必要があった。
比較的安全な国と言われているけど、テント設営場所はやはり気を使う。
このすぐ近くに川が流れており、夜に雨が降って増水したらまずいかなと少しばかり不安を感じた。

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コスタリカ2日目。
景色は本当に自分好みで最高。

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コスタリカは中米で最も治安が良くて、最も物価が高い国。
2日目にして初めて商店へ入り、物価をチェックすると、0.5リットルのコーラが850コロン(1.5ドル)という値段に驚かされる。
物価が高いと思っていたパナマですら1ドルだったのに、1.5倍に跳ね上がり、強烈なインパクトを与えられ、早く歩き抜かなければという気分になる。
ちなみに瓶コーラもパナマでなら大瓶を買えた値段で小瓶が買えるという感じ。

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コーラを飲んだ後、商店前のテーブルで用意していた昼食を食べる。
不憫に思われたのか、商店のお姉さんがお菓子をくれた。

GPSはもちろん、中米は紙地図すら持っていない。
パナマで入手したロンリープラネットに掲載されている地図だけが頼り。
大雑把なのであまり使えないけど、ないよりはまし。
パナマはパンアメリカンハイウェイを歩いていれば迷う事なくコスタリカまで来れたけど、ここでは少し不安なので何度か道を確認する。


ケポスを目指しているのだが、自分の把握している距離と50キロくらいの誤差があるような気がして、少しでも距離を縮めておこうとPalamar Norteまで63キロがっつりと歩き、テント設営場所探し。
安全と言われるコスタリカの小さな町なのだが、現地人曰く「安全ではない」との事。

まずは消防署へ行くも宿泊拒否。テントを張れるスペースもなかったので仕方ない。
教会を紹介され、行ってみるもここでも宿泊拒否。
教会がテントを張って眠る場所でない事、100パーセント自分の勝手である事は十分に承知しているけれど、助けを求めて訪れた宗教施設に助けてもらえないというのは正直なんだかなという気分になる。

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教会で紹介された警察署横にテントを張らせてもらう。
夕食を作っていると先程やり取りした教会のシスターが来て「教会でテントを張るか?」と言ってくれたけど、今更そんなこと言われてもというのと、少しありがたかったのと気持ちは半々。

警察署前の広場には公衆WiFiがあり、コスタリカの先進国ぶりを垣間見る。
誤差があると思っていたケポスへの距離も問題なかった事が判明。