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ALKINIST -あるきにすと- 早ければ来春にもロカ岬

早ければ来春にもロカ岬 

今回の計画で唯一の懸念だったのが、トルクメニスタンビザ。
5日間のトランジットビザであれば容易に取得できるものの、約500キロを5日で歩き抜くのは不可能。
できれば2週間程のビザがほしいところ。

何とかなるだろうと楽観していたものの、このトルクメニスタンが大きな壁となり、行く手を阻む。

アルマティ到着後、領事館、旅行代理店を連日回るも、取得できるビザは最大10日滞在できるものでしかなく、現地での延長も難しいだろうとの事。


そして、ここビシュケク。
旅行代理店で15日ツーリストビザの料金を尋ねると、代理店のお姉さんが電卓に打ち込んだ数字は「3000」。
3000円でも3000ソムでもなく、3000ドル(約30万円)。
そんな大金出せるはずがない。
ビシュケクではほぼ全ての代理店を回ったものの、厳しい結果に終わってしまう。

パミールを越え、ウズベキスタンでは歴史ある街々を訪れ、トルクメニスタンの砂漠を越え、大好きなイラン、楽しみにしていたトルコ東部を歩き、イスタンブールに到着。
ボスポラス海峡を渡り、アジアを終える。

頭の中で何度も思い描き、楽しみにしていたシルクロード。
ユーラシア大陸のハイライトと考えていたルートを断念し、ルート変更せざるを得ない状況となっている。


そして、急浮上したカスピ海を北から迂回、カザフスタンからロシアへ抜けるルート。

再訪国が並ぶシルクロードルートに比べ、未知という部分では、初めて訪れるロシア、カスピ海北上ルートが勝るものの、
3000キロ近く、恐らくは何もない単調な景色が延々と続くカザフスタン、
シベリアならまだしも、大して興味のないロシア、
ユーラシア大陸横断のメインであり、楽しみにしていた変化に富んだシルクロードルートと比べると、非常に地味と言いますか、「んー」「むむむ」とこのルートを選ぶ事に、やや躊躇してしまうわけであり。
大体、中国とカザフスタンを歩いてアジア横断が終わってしまうというのは何とも寂しく、苦笑いをしてしまう。

正直なところ、あまり気分は乗らず。

などと、散々文句を言ってはいるものの、
とりあえず現在、ロシアビザ申請に必要なインビテーション待ちという状況。
7月上旬にインビテーションを得て、中旬にロシアビザ取得予定。
ビザを取得できるかは確かでなく、最悪、すでに支払ったインビテーション代、1ヶ月のビシュケク滞在が無駄になる可能性があるのだけれど。


今後のルートは以下の3ルートを予定。


・カザフスタン→ロシア→ウクライナ

・カザフスタン→ロシア→アゼルバイジャン

・カザフスタン→ウズベキスタン→トルクメニスタン→イラン


ロシアからウクライナ、モルドバへと至るルートを歩けば、12月にウクライナ着、来春にはロカ岬に到着できそう。
モルドバからリスボンまで約4400キロ、
最近、ヨーロッパ人から頻繁に指摘されるシェンゲン協定、シェンゲン加盟国での歩行距離は約3116キロなので、3ヶ月あれば十分にクリアできそう。

しかしながら、シルクロードに大きな未練を残しており、
ロシアからアゼルバイジャンへ抜け、イランあるいはグルジアへと向かうことも検討中。
ロシア・ダゲスタン共和国からアゼルバイジャンへの国境を通過できるかは不確かであり(アゼルバイジャン大使館曰く通過可能との事)、歩行距離も1000キロ程増えてしまうのだけど、できればこのルートを歩きたいなと。

ちなみにこのルートを歩いた場合、ロシア・アストラハンからグルジア・トルコ国境まで約1700キロ、トルコ国内の総距離は不明、イスタンブールからリスボンまでアドリア海沿いのルートで4829キロ、シェンゲン加盟国での歩行は2631キロと余裕。

そして未だにあきらめられない当初予定していたシルクロードルート。
葛藤が続いている。
ウズベキスタンからトルコまでがっつり歩きたいものの、全てはトルクメニスタン次第。


もう少し時間があるので、引き続き検討します。