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ALKINIST -あるきにすと- コロンビア

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マニサレス近郊 

Cauca (192)_R

無事朝を迎えた。
しばらく歩いたところにイグアナの死体。

さらに歩いてペレイラ。
思っていたよりずっと大きな街だった。
路肩が歩道へと変わり、人も交通量も多く、とても歩きにくい。

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橋から見下ろしたエリアは雰囲気悪い。
その先にいた警察に尋ねると「ペリグロ(危険)」との事だった。

メデジンには寄らない方向で考えているのでこの先大きな街はないでしょう。

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ペレイラを抜けてから再び上り。
コロンビア南部の山々と比べたら非常に楽。

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マニサレスはコーヒーの産地として有名で、この辺りもコーヒー農園が多い。
そういえば先日まで延々と続いたサトウキビ畑はもう見なくなった。

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コーヒーの実。
コロンビアのコーヒーよりペルーの方が個人的には好み。

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夜はガソリンスタンドにテント。
トラックドライバー向けの広い駐車場があり、その片隅にテントを張ったが、夜間バックしてきたトラックに気付かずにつぶされる可能性があるし、夜の雨の不安もあり、道路側のテント下にテントを張った。
ここを通る車の騒音がうるさくて眠れなかったが、やはり夜に激しい雨が降ったので、ここにテントを張っておいて正解だった。

再び山へ 

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ジョナサンに見送られ出発。

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食料をたくさん持たせてくれた。
とてもありがたい。グラシアス。

ジョナサンだけではなくて、テント設営場所の提供も含めてコロンビアの人達には本当によく助けられているなと思う。
実は足を止めていた間、バスでコロンビアを訪れていて、ボゴタ、メデジン、カリの3大都市にも滞在したけど、雰囲気が悪く明らかに危ないところもあり、コロンビアの都市を歩きたいと思わない。
同時期に邦人射殺事件があり、この国に対する印象もあまり良くなかったのだけど、田舎に関してはのどかで平和で人も穏やかであり、とても素晴らしいと思う。Puerto Tejadaみたいなところもあるので気は抜けないけど。
しかしこうしてこの国を見直せた事で歩行再開した甲斐はあったなと思う。

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200キロ超続いたフラットな道も終わりが近付いてきた。
退屈なので山を持ってこいと思ったりもしたけど、いざ山が近付けばフラットな道から離れたくないと思ってしまう。

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フラットな道の終点カルタゴ。
町の中心へは行ってないけど、郊外には治安の悪そうな場所があった。

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カルタゴより上り。
嫌な感じの雲だ。雨に見舞われる事を覚悟。

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そして雨。
レストランで雨宿りしながらワールドカップ南米予選コロンビア―エクアドル戦を観る。
共にお世話になった国なので、どちらに肩入れするか迷ったがコロンビアを応援。
先日もアルゼンチン―チリ戦を観ていて、現地人に「どっちを応援している?」と尋ねられたが、「チリ」と即答した。どちらの国の人にも親切にされ、好印象なのだけど、アルゼンチン代表ってあまり好きではない。

まだ雨は降っていたが、暗くなる前にテント設営場所を見つけたかったので、前半が終わった後、歩行再開。
レストランでテントを張らせてもらう事も考えたけど、19時に閉まると言うし、もう少し先へ進みたかった。

Cauca (191)_R

結局こんなところにテント。
道路のすぐ側だけど、建物で死角になり車からはほとんど見えないはずだし、現地人曰くこの辺りは「セグーロ(安全)」らしいのでその言葉を信じた。

La Victoria 

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朝は雨。
それ程強い降りではないので出発しようとしたら、「コーヒーを飲んでいきなさい」と消防署の人。ワッペンももらう。

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消防署の皆さん。

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出発。


午後より雨が降る。
毎日毎日どうなっているのか?
コロンビアの気候を全くチェックしていないのだが、もしかしたら雨季かもしれないと薄々感じ始めている。

雨具を着用した途端、土砂降りとなった。
雨宿りできる場所はないし、もうこれだけ濡れてしまえばどうにでもなれという感じで、土砂降りの中快調なペースで進む。結局雨は3時間降り続けた。

夕方、目的地と考えていたLa Victoriaへの分岐に到着。
町まで5キロくらい距離があるようだし道路から離れたくないなと思う。ちょうどこの分岐に無人の建物があり、屋根下にテントを張れそうだったし。
しかし何か理由があったわけでもないのだが、町を目指す事にした。

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しばらく歩いたところで車が止まり、「君の事は知っているよ」と声をかけてきた夫婦。
旦那のジョナサンがスマホをいじり、自分のフェイスブックのページを見せてきた。"AMIGO"と表示されていたのでフェイスブックではつながっているみたいだけど彼が誰なのか全く分からない。

心当たりは一つあり、南米のバイク乗りのコミュニティで自分の事が紹介されていたらしく、アルゼンチンからコロンビアまで各国のバイク乗りからの友達申請がかなり多い事。
来る者拒まずで全て承認しているのだけど、恐らくジョナサンもその一人に違いない。

「どこへ向かっているの?」「La Victria」
「そこに住んでいるんだ。うちに泊まらないか?シャワーもあるし、食事も提供する」

という話になり、彼らの所へ。連日の60キロ超え。
もし分岐の建物で歩行を終えていたら彼らと出会う事はなかったはずで、運命的な出会いだと思ったし、歩き続けて良かったと心から思う。


シャワーを浴びさせてもらった後、彼ら一家と食事をとる。
「気を使わなくていいから」と断ったのだが、「リラックスできるから」とジョナサンは家ではなくてホテルを用意してくれた。
何から何までありがとうございます。

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翌日は休足日。
ジョナサン一家はこの辺りで薬局を9軒経営しており、ジョナサンは発注やら商品管理で毎日それらの薬局を回っているらしい。
それに付いていき、彼の仕事が終わった後、山へドライブ。

ジョナサン曰く「今は雨季」との事。

Tulua 

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5キロ程歩いたところに<町があり、パン屋で朝食をとる。

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天気は良いけど相変わらず単調な景色。

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道路の料金所。
高速道路ではなくて一般道なのだけど、車やトラックは通行するのにお金がかかる。バイク、自転車、徒歩は無料。
チリ、ペルー、エクアドルも同様に料金所があった。

この辺りは町が点在しているけど、道路が町を貫いているわけではなく、町の中心へ向かうなら道路から一度外れないといけない。
町の南で道路から外れ、町に寄った後、再び北で道路に合流できる。
しかし機動力が大きく劣る徒歩という手段だとできるだけ最短で、ロスなく歩きたい。町に寄るのと迂回するのとではどちらがロスが少ないのかいつも悩む。3キロなんて距離は車だと3分の距離でしかないけど歩けば30分以上かかるので。

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ちょうどお昼時だったのでBugaという町に立ち寄る。
なかなか雰囲気が良く、ツーリストインフォメーションにも寄ったので、思っていた以上に時間を食ってしまった。

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あまりに暑いのでバイクのシート、車のフロントガラスには陽射し避けのダンボール。
後で知ったのだけど、所有者がこれらをかぶせているのではなく、チップ目当てで現地人が勝手にかぶせている。

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今歩いている25号線はコロンビアを南北に貫く主要道路なので路肩も広いし歩きやすい。

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夕方、雨のため歩道橋下で30分雨宿り。
朝から昼にかけての快晴が崩れるなんて思ってもいなかった。

雨は止んでも遠くの空では雷鳴が轟き、闇夜に稲光。
屋根のないところにテントを張りたくないと思い、暗くなった後もTuluaまで歩く。
しかし郊外のガソリンスタンドでテント設営拒否。いつもガソリンスタンドには助けられているのでちょっとショック。
気を取り直して「ボンベロス、ボンベロス」と尋ねながら歩き、ボンベロスへ。

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ボンベロスはスペイン語で消防署。
中南米の消防署は泊めてくれるという話を聞いていたので、半信半疑のまま消防署を訪れてみたのだけど、テント設営場所を提供してくれシャワーも浴びさせてくれた。

歩行距離62キロ。歩行再開後初めての60キロ超え。

危険地帯 

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早朝、お礼を伝えて出発しようとしたら「食べていきなさい」と朝食を渡された。
前日にテントを張らせてもらった際も温かいスープを出してくれ、雨に打たれ冷えた体が温まった。
本当にありがたいです、グラシアス。

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コロンビアに入ってから連日アップダウンを繰り返してきたけど、ここからカルタゴまでの220キロは延々とフラットな道が続く。
ここから近いところにカリというコロンビア第3の街があるのだけど、危険都市ランキングでいつも上位にランクインする危険都市。わざわざ立ち寄る必要はないし避ける事にする。

カリを避けるのはいいのだけど、もう一つの道にもPuerto Tejadaという町の治安が良くない事をサイクリストから教えられていた。今回歩くのはPuerto Tejadaを通るルート。

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料金所にガソリンスタンド、テントを張る機会はあったのだけどさらに先へと進んでいき、気が付けばPuerto Tejadaまで2キロの所まで来ていた。屋根下にテントを張らせてもらう。

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併設するバーでビールを2本ごちそうになり、あれこれ話す。
Puerto Tejadaの事も聞いてみたが、皆「ペリグロ(危険)」と口を揃えた。

6時に歩くのが危険なら「7時は?」と聞けば「ペリグロ」
「8時は?9時は?10時は?」「ペリグロ、ペリグロ、ペリグロ」
常に危険な町らしく、警察のエスコートを付けて歩く事を勧められた。

確かにこのVilla RicaからPuerto Tejadaへの間も雰囲気はあまり良くなく、警察がやたらパトロールしているのが印象的だった。
テントを張らせてくれたおじさんも「夜、何かあったらこのドアを叩け」と言ったし……。

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翌朝、「15分後に警察が来るから準備しろ」と近所のお姉さん。
前日の話では7時出発という事になっていたが、まだ6時半。コーヒー片手にテントも片付けていない状態。
雨が降っていたので出発を遅らせようとも思っていたのだが、歩かざるを得ない状況に。

警察のエスコート付で歩くのはウクライナに続き2度目。
あの時はテント泊してたら近くに停めた車内で警察が守ってくれていて、大晦日の夜はガソリンスタンドに警察も一緒に泊まり、申し訳なく思うくらいのエスコートだった。

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プレッシャーをかけてくるわけではないが、のんびり歩くのは何だか申し訳なくて3キロくらい走った。
タバコをやめて6年、6万キロ以上歩いてきてはいるけど歩くのと走るのは全くの別物であり、とてもきつい。途中から走っては歩くを繰り返す。

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計3台のバイクが交代しながらエスコート。
雨の中ありがとうございます。歩くの遅くてごめんなさい。

町の中心へは行かず、畑が広がるのどかな郊外を歩いたのだけど、危険な雰囲気は微塵も感じず。「本当に危ないのか?」と警察に聞くのだが、彼らは「ペリグロ」と答え、またその後も何人かの人に尋ねたのだが皆「ペリグロ」と言った。

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この辺りは延々とサトウキビ畑が続く。
フラットな道は楽だけど、単調で退屈な景色で、山が恋しくなってしまった。

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荷台を5台くらい連結させ、サトウキビを運ぶトラックもよく目にする。

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道脇には延々と柵が設けられ、テントを張るために侵入不可だったが、途切れたところにあったサトウキビ畑に入り、テントを張る。蚊が多かった。

雨宿りデー 

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ポパヤンで2日半の休養。
洗濯をして、必要なものを購入。あとは作業を少々。
当初の予定より1日延泊したのはシルビアのマーケットを見に行こうかと考えたからだけど、面倒なので結局行かず、ひたすら休養に徹する。

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ポパヤンの町並みは白い。

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歩行再開。
ポパヤンを抜けたところでメデジンへの距離標識が初めて現れた。
コロンビアからパナマへ渡る方法がいくつかあって、空路を使うならメデジンからなのだが、海路で向かうなら別の場所からになる。その場合大きな街は歩きたくないのでメデジンには寄らない予定。
もう少し時間があるので引き続き検討する。

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午前中は順調に歩いていたのだが、午後から雨。

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雨宿り。

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雨が落ち着いたので再び歩き始めるが、強く降り始めたので雨宿り。

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3度目の雨宿り。
この辺りには建物がなかったのでびしょ濡れ。
シャツを絞れば大量の雨水が滴り落ちる。

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4度目。
ちょっと落ち着いたかなと思って歩き始めるんだけどすぐに降り始める。

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5度目。

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6度目。
寒いし、もう日没前だったのでここにテントを張らせてもらう。

ポパヤンへ 

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200メートル下った後は延々と上りが続き、800メートル高度を上げて1860メートル。

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峠を越えたと思いきや、300メートル下った後、500メートル上って正面に見える山を越えるらしい。
~メートル上って、下ってと書き記す日々。
楽ではないけど、ようやく上りに慣れてきたのでものすごくきついというわけでもない。

山を越えた後、雨に見舞われ、無人の屋根下で雨宿り。
道路から丸見えだけど、屋根はあるし、ここでテントを張ってもいいんじゃないかと考えた。
農作業帰りのおじさんがいたので安全か否かを尋ねれば、「安全ではない」という返答。
頬を指でなぞる仕草を見せた。

前に知らず知らずにのうちにパストのスラムを歩いていたら警察に声をかけられ「ここは危ないぞ」と一言。そして同じような仕草を見せたのだけど、日本のヤクザを示す動作と同じだと思った。

現地人が「安全ではない」というのだからそれに従うほかなく、もう少し歩く。
食堂で声をかけてくれた人が「家にテントを張ってもいい」と言ってくれたのだが、苦労して上ってきた坂を下る必要があったのでその申し出を断り、別の民家にテントを張らせていただく。

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今の時期のアンデスは雨期なのか、雨が多いので屋根下にテントを張りたい。
ポパヤンへは20キロのところ。

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翌朝、朝食をごちそうしてくれた人達。

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坂を上っていたら「何か飲め」と2ミル渡してくれたサイクリスト。

多くの人に助けられながら目指していたポパヤンに到着。

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